特許
J-GLOBAL ID:200903061180969700

自動車用放電ランプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋元 輝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-149411
公開番号(公開出願番号):特開平10-340704
出願日: 1997年06月06日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 従来の自動車用放電ランプにおいては、放電室部を透過するときにアーク形状に光学的歪みを生じ、封着部に光輝する部分を生じるので灯具組込時の配光制御性が悪く配光特性の形成が困難となる問題点を生じていた。【解決手段】 本発明により、封着部22にテーパ部22aを設け、放電室部21は中心Pの位置から見込む管軸Zと直交する面Xから両側に45°の範囲の管壁の曲率を略一定化し、上記範囲内の管壁の厚さの比を1〜0.8の範囲内とし、放電バルブ2と外被管6とが放電室部21が下方で接している自動車用放電ランプ1としたことで、封着部に設けたテーパ部でアーク以外が光輝するのを防止し、放電室部の形状を特定することで放電バルブを透過するときの光学的な歪みを少ないものとし、放電バルブと外被管とを接触させることで未蒸発の金属ハロゲン化物を狭い範囲に蓄積するものとして課題を解決する。
請求項(抜粋):
放電を行わせるための空間を形成する放電室部と、該放電室部の両端からこの放電室部に放電電極を対峙させて封着を行う一対の封着部とから構成される放電バルブと、該放電バルブを覆う外被管とから成る自動車用放電ランプにおいて、前記封着部の放電室部寄りとなる部分には放電室側が細く、前記放電バルブの管軸に対する角度を45°以下とするテーパ部がそれぞれに設けられ、前記放電室部はこの放電室部の中心の位置から見込む前記管軸と直交する面から両側に45°の範囲の管壁の前記管軸と一致する側の断面の曲率を略一定とすると共に、上記範囲内の前記中心の位置から見込む方向で測る管壁の厚さの最大値に対する最小値の比が1〜0.8の範囲内とされ、且つ、前記放電バルブと前記外被管とがこの自動車用放電ランプの使用状態における最下部で、前記放電室部の最大外径の部分で接していることを特徴とする自動車用放電ランプ。
IPC (2件):
H01J 61/30 ,  H01J 61/34
FI (2件):
H01J 61/30 R ,  H01J 61/34 C

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