特許
J-GLOBAL ID:200903061182790766

位置検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-113144
公開番号(公開出願番号):特開平6-323867
出願日: 1993年05月14日
公開日(公表日): 1994年11月25日
要約:
【要約】【目的】 極めて少ないストロークで絶対位置の設定を可能にする。【構成】 移動方向に所定のピッチで弱磁性部を配設したメインスケール21と、前記弱磁性部のうち所定の基準位置に対応する弱磁性部を所定の間隔かつ所定の深さで形成した基準点と、メインスケール21のピッチに対応して90度の位相差の2相の正弦波を出力する一対の磁気センサ22とを設け、基準点検出手段31が2つの基準点を検出すると、基準点間隔の符号に基づいて予め区分けされた領域で、基準点間隔に基づいて演算されたアドレスが指し示すメモリ37の絶対位置データで、置き換え手段36が位置データ演算手段29で演算される2つ目の基準点の位置データを置き換える。
請求項(抜粋):
移動方向に所定のピッチで弱磁性部を配設した磁気スケールと、磁気スケールのピッチに対応して90度の位相差をもった2相の正弦波を出力する一対の磁気センサと、前記磁気スケールのピッチ毎の各センサ出力のピーク値をそれぞれ更新・格納する手段と、各ピーク値から各ピッチ毎の振央レベルを演算する手段と、前記振央レベルとセンサ出力の比較結果に基づいて粗位置を演算する手段と、前記ピーク値と振央レベルからセンサ出力の正規化係数を演算する手段と、この正規化係数に基づいてセンサ出力を補正する手段と、2相の補正された正規化信号を用いて三角関数逆演算により精位置を演算する手段と、粗位置と精位置とを合算した値を位置データとして演算する手段とを備えた位置検出装置において、前記弱磁性部のうち磁気スケールの所定の基準位置に対応する弱磁性部を所定の間隔かつ所定の深さで形成した基準点と、前記振央レベルと前記磁気センサの一方の相のセンサ出力とから振幅レベルを演算する手段と、この振幅レベルと振央レベルから基準点を検出する手段と、電源の再立ち上げ時かどうかを判定する手段と、この電源の再立ち上げ時に前記基準点検出位置から隣接する任意の2つの基準点を通過駆動させる手段と、これら基準点の検出時に前記位置データ演算手段で演算された位置データをメモリにそれぞれ格納する手段と、このメモリに格納された値から前記隣接する任意の基準点間隔を演算する手段と、この基準点間隔の符号で区分けされた領域で前記基準点間隔の絶対値に基づいてアドレスを演算する手段と、このアドレスが指し示すメモリに格納される絶対位置データで、前記2つ目の基準点の検出時に前記位置データ演算手段で演算された位置データを置き換える手段と、前記アドレスが指し示すメモリへ各基準点に対する絶対位置データを初期設定する手段と、この初期設定された絶対位置データを保持する手段とを備えたことを特徴とする位置検出装置。
IPC (4件):
G01D 5/244 ,  G01B 7/00 ,  G01D 5/245 ,  G01D 5/245 102
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-136713
  • 特開平1-203656
  • 特開昭57-173716

前のページに戻る