特許
J-GLOBAL ID:200903061185206569

難燃性積層フィルムおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鍬田 充生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-089539
公開番号(公開出願番号):特開平10-278206
出願日: 1997年04月08日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】【課題】 フラットケーブル被覆用積層フィルムにおいて、高い難燃性を付与しつつ、接着層同士、および接着層と導体との密着強度を向上させる。【解決手段】 ポリアルキレンテレフタレート又はポリアルキレンナフタレート70〜100重量%を構成成分又は構成単位として含む飽和ポリエステル樹脂(ポリブチレンテレフタレートなど)で構成され、かつ難燃性が付与された難燃性基材層と、共重合ポリエステル樹脂で構成されたヒートシール層とを積層し、フラットケーブル被覆用難燃性積層フィルムを得る。飽和ポリエステル樹脂は、共重合ポリエステル樹脂よりも高い融点を有し、両者の融点差が20°C以上である。前記基材層への難燃性の付与は、難燃剤(ハロゲン系難燃剤、無機酸化物など)の添加や、ハロゲン含有ジオール成分及び/又はハロゲン含有ジカルボン酸成分のポリエステル樹脂への導入により行うことができる。前記ヒートシール層を構成する共重合ポリエステル樹脂の融点は100〜200°C程度である。
請求項(抜粋):
ポリアルキレンテレフタレート又はポリアルキレンナフタレート70〜100重量%を構成成分又は構成単位として含む飽和ポリエステル樹脂で構成され、かつ難燃性が付与された難燃性基材層と、この基材層に積層され、かつヒートシール性共重合ポリエステル樹脂で構成されたヒートシール層とを備えている難燃性積層フィルム。
IPC (4件):
B32B 27/36 ,  C09J 7/02 ,  H01B 7/08 ,  C08J 5/12 CFD
FI (4件):
B32B 27/36 ,  C09J 7/02 Z ,  H01B 7/08 ,  C08J 5/12 CFD
引用特許:
審査官引用 (9件)
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