特許

J-GLOBAL ID：200903061191027897

遠心式送風機

発明者： 松永 浩司 ,  亀岡 輝彦 ,  桑山 和利
出願人/特許権者： 株式会社デンソー
代理人 (1件)： 石黒 健二
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-292353
公開番号（公開出願番号）：特開平10-141291
出願日： 1996年11月05日
公開日（公表日）： 1998年05月26日
要約：

【要約】【課題】 高圧損時に吸込空気と吹出空気(逆流)との衝突を効果的に防止してそれに起因する送風騒音の発生を抑制すると共に、低圧損時の送風特性の低下を防止することのできる遠心式多翼送風機1を提供する。【解決手段】 遠心式多翼送風機1のスクロールケーシング13のノーズ部付近の逆流現象の生じ易い領域に、ベルマウス26の内径より外周側では衝立のように上側壁の法面の面方向に対して直交するように直立しており、ベルマウス26の内径より内周側では遠心式羽根車12の内径側へ一定の曲率にて巻き込みながら、且つその垂直方向に傾斜した篦状のガイドプレート14を一体成形した。これにより、高圧損時のベルマウス26により形成される吸込口25に吸い込まれる吸込空気と吸込口25から吹き出す吹出空気との衝突を防止し、且つ低圧損時にはガイドプレート14が吸込空気の抵抗部材とならないようにした。

請求項（抜粋）：

(a)多数のブレードが周方向に所定の間隔で略円環状に配置され、軸方向の一端側から吸引した空気を径方向外方へ吹き出す遠心式羽根車と、(b)内部に、前記遠心式羽根車の周囲にノーズ部を起点として渦巻き状通風路が設けられ、前記遠心式羽根車の軸心方向の一端に、吸込口を形成する円環状のベルマウスが設けられた渦巻き状のケーシングと、(c)このケーシングのノーズ部付近で前記ベルマウスよりも内周側で前記遠心式羽根車の軸心方向に対して傾斜した傾斜部を有する板状のガイドとを備えた遠心式送風機。

FI (3件)：

F04D 29/44 P ,  F04D 29/44 U ,  F04D 29/44 Y

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 遠心送風機
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-089053   出願人：株式会社東芝