特許
J-GLOBAL ID:200903061191907897

ヘリカルギアの製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸山 敏之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-123452
公開番号(公開出願番号):特開平7-328740
出願日: 1994年06月06日
公開日(公表日): 1995年12月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】貫通孔付きヘリカルギアを鍛造・圧造成形する。【構成】歯面予備鍛造・圧造工程にて、円柱状ブランクに対して、完成歯面よりも径方向に僅かに小さい歯面b3を予備成形し、歯面完成鍛造・圧造工程では、上記歯面b3を予備成形したブランクB4が緊密に嵌合する案内孔23と、該案内孔に連続して形成すべきヘリカルギアの歯面b7の捩れ溝b10に対応する捩れ突条26を突設した型部24とからなる型孔25を有しダイケース11内に進退可能に配備された金型2をパンチ6側にバネ付勢したダイス1の型孔25に、予備成形したブランクB4をパンチ6によって突き込み、ブランクB4を型孔25の型部24に嵌合し、この状態で金型2を押し込みつつダイス1の軸芯に待機する孔抜きピン47をブランクB4の軸芯に深く食い込ませると共にブランクの肉を型部24に密接する様に張らせて完成歯面b7を形成する。
請求項(抜粋):
歯面予備鍛造・圧造工程を含む複数の鍛造・圧造工程を経てブランクからヘリカルギアを形成する方法であって、歯面予備鍛造・圧造工程では、略円柱状ブランクB3が緊密に嵌合する案内孔(230)と、該案内孔に連続して形成すべきヘリカルギアの歯面の捩れ溝b10よりも僅か大きな捩れ突条(260)を突設した型部(240)とからなる型孔(250)を有するダイス(100)に、パンチ(600)によってブランクB3を打ち込みパンチ(600)側の一部を残してブランクB3を型部(230)の捩れ突条(260)に食い込ませつつ該捩れ突条の捩りに沿わせてブランクB3を回転させながら奥方に突き込んで完成歯面b7よりも径方向に僅かに小さい歯面b3を予備成形し、次の歯面完成鍛造・圧造工程では、上記歯面b3を予備成形したブランクB4が緊密に嵌合する案内孔(23)と、該案内孔に連続して形成すべきヘリカルギアの歯面b7の捩れ溝b10に対応する捩れ突条(26)を突設した型部(24)とからなる型孔(25)を有しダイケース(11)内に進退可能に配備された金型(2)をパンチ(6)側にバネ付勢したダイス(1)の該型孔(25)に、予備成形したブランクB4をパンチ(6)によって突き込み、該ブランクB4を型孔(25)の型部(24)に嵌合し、この状態で金型(2)を押し込みつつダイス(1)の軸芯に待機するセンターピン(47)をブランクB4の軸芯に深く食い込ませると共にブランクの肉を型部(24)に密接する様に張らせて完成歯面b7を形成し、次の孔抜き工程では、完成歯面b7を形成したブランクB5をダイス(1a)のガイド孔(25a)に嵌めて拘束しつつ、ブランクB5に対してダイスの軸芯に位置する孔抜きピン(47a)を相対的に打ち込んで、ブランクの軸芯に貫通孔b9を開設することを特徴とするヘリカルギヤの製法。
IPC (2件):
B21K 1/30 ,  B21J 5/12

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