特許

J-GLOBAL ID：200903061198284380

インクジェット・カートリッジ用のプライマ装置及びプライミング方法

発明者： ケビン・エル・グラセット ,  ステファン・ダブル・バウアー
出願人/特許権者： ヒューレット・パッカード・カンパニー
代理人 (1件)： 遠藤 恭
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-115881
公開番号（公開出願番号）：特開平7-132609
出願日： 1994年05月01日
公開日（公表日）： 1995年05月23日
要約：

【要約】【目的】 インクジェットカートリッジのプライミング技術を提供する。【構成】 長手方向に収縮可能で第1,第2キャップ101,103を持つ弾性ベロー50;第1キャップ開口部に生成した負圧を被プライミングカートリッジのノズルに連通するキャップ119;第1キャップをベローの長手方向に移動させる手段;第1キャップ静止中に第2キャップを第1キャップ側に移動し、第2キャップ静止中に第1キャップを伸張位置に移動してキャップ開口部に負圧を生成し、第1キャップ静止中に第2キャップを第1キャップから遠ざけてキャップ開口部にインク吸引用負圧を生成し、第1キャップを第2キャップ側に移動する一方で、第1キャップが第2キャップ側に移動するよりも高速で第2キャップを第1キャップから遠ざけてキャップ開口部に負圧を生成するためのプライミング制御手段;及び該制御手段起動用プランジャ61を備え、第1キャップが伸張位置にある間は常に、キャップ開口部に負圧が生成される。

請求項（抜粋）：

インク噴射ノズルの配列を有するインクジェット・カートリッジをプライミングするプライマ装置において、長手方向に沿って収縮可能であり、端部に第1と第2の端部キャップを有し、前記第1端部キャップは第1と第2の端部キャップが互いに離れるように相対的に移動されるとそこで負圧が生成される開口部を有している形式の、細長い弾性ベロー;前記ベロー手段の前記第1端部キャップによって支持され、プライミングされるカートリッジのノズル配列と選択的に係合して前記ノズル配列とシールを形成することによって、前記第1端部キャップの前記開口部内に生成された負圧がノズル配列のノズルと連通するようにされるキャップ手段;前記第1端部キャップを前記ベローの長手方向に沿って引っ込み位置と伸張位置との間で移動させる移動手段であって、第1端部キャップの引っ込み位置から伸張位置への移動が第2端部キャップから離れるように行われる移動手段;(1)第1端部キャップが静止している間に第2端部キャップを第1端部キャップの方向に移動させ、(2)前記第2端部キャップが静止している間に第1端部キャップを伸張位置に移動させて、前記キャップ手段の開口部に負圧が生成されるように前記移動手段を起動し、(3)第1端部キャップが静止している間に第2端部キャップを第1端部キャップから離れるように移動させて、前記キャップ手段の開口部にインク吸引用負圧が生成されるようにし、(4)第1端部キャップを第2端部キャップの方向に移動する一方で、第1端部キャップが第2端部キャップの方向に移動する速度よりも速い速度で第2端部キャップを第1端部キャップから離れるように移動することによって、前記キャップ手段の開口部に負圧が生成されるようにするための、回転可能なプライミング制御手段;及び、前記プライミング制御手段を起動するためのプランジャ手段;を備え、それによって、前記第1端部キャップが伸張位置にある場合は常に、前記キャップ手段の開口部に負圧が生成される構成であることを特徴とするプライマ装置。

IPC (3件)：

B41J 2/165 ,  B41J 2/18 ,  B41J 2/185

FI (2件)：

B41J 3/04 102 N ,  B41J 3/04 102 R

引用特許：

出願人引用 (4件)

• 特公昭63-015911
  
• 特開昭61-121948
  
• 特公平3-071267
  
• 特公平5-048182