特許
J-GLOBAL ID:200903061211429482

多翼送風機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-166993
公開番号(公開出願番号):特開平7-027097
出願日: 1993年07月06日
公開日(公表日): 1995年01月27日
要約:
【要約】【目的】 多翼送風機のブレードの頂部とケース内壁との隙間を通って流れる逆流を防止し、ファン効率の向上および騒音の低減をはかる。【構成】 多翼送風機の遠心多翼ファン20は、空気吸入側端部に形成された環状のシュラウド26、多数のメインブレード25、底プレート24を有する。シュラウド26は、空気取入口からメインブレード25間にファン軸方向よりファン径外方向へ方向転換しつつ流入する空気流れに沿った略円弧状の断面形状に形成される。ケース22のベルマウス31近傍の内壁は、シュラウド26との間に微小隙間を介してシュラウド26の断面形状に沿うよう形成される。シュラウド26の径内方向端にはベルマウス31の環状の半円弧凹部内に延びる環状突起26bが形成される。環状突起26bの高さH1 、環状突起26bの上端とベルマウス31間の隙間H2 とすると、5≦H1 ≦10(mm)、3≦H2 ≦5(mm)に規定する。
請求項(抜粋):
空気取入口を形成するベルマウスを有するケースと、前記ケースに収納され、円周方向に配設された多数のブレード、前記多数のブレードの空気吸入側端部に形成された環状のシュラウドおよび前記多数のブレードの反空気吸込側端部に形成された底プレートを有する遠心多翼ファンとを備え、前記シュラウドは、前記空気取入口から前記ブレード間にファン軸方向よりファン径外方向へ方向転換しつつ流入する空気流れに沿った略円弧状の断面形状に形成され、前記ケースの前記ベルマウス近傍の内壁断面形状が前記シュラウドとの間に微小隙間を介して前記シュラウドの断面形状に沿うよう形成され、前記ケースのベルマウスには前記ブレード側からみて環状の凹部が形成されており、前記シュラウドの径内方向端には前記環状の凹部内に延びる環状突起が形成され、前記環状突起の高さH1 、前記環状突起の上端と前記ベルマウス間の隙間H2とすると、5≦H1 ≦10(mm)、3≦H2 ≦5 (mm)、であることを特徴とする多翼送風機。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-356631
  • 特開昭64-060799
  • 特開昭57-068600

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