特許
J-GLOBAL ID:200903061220865740

磁気特性の優れた一方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-051476
公開番号(公開出願番号):特開平10-245629
出願日: 1997年03月06日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 磁気特性が優れ、特性変動の少ない高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法を提案するものである。【解決手段】 C:0.020〜0.075%、Si:2.5〜5.0%、Si或いはSeを単独又は複合で0.015%以下、その他Mn,Al,N,Sn,Cr、等を含む電磁鋼スラブを低温加熱し、必要に応じて、熱延板焼鈍をし、酸洗し、最終圧下率80%以上となる圧延をし、脱炭焼鈍をし、窒化処理をし、仕上げ焼鈍の昇温過程低温域の雰囲気ガスをH2 とN2 の混合ガスとし、N2 ガスの割合を20%以上とし、この雰囲気酸化ポテンシャルPH2 O/PH2 を0.05〜0.3とし、750〜850°CでH2 ガスに切替えて仕上げ焼鈍を行う。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.020〜0.075%、Si:2.5〜5.0%、Mn:0.05〜0.45%、S或いはSeを単独又は複合で0.15%以下、酸可溶性Al:0.010〜0.050%、N:0.0035〜0.012%、Sn:0.02〜0.15%、Cr:0.03〜0.20%、残部Fe及び不可避的不純物からなる電磁鋼スラブを、1280°C以下の温度に加熱した後熱延し、酸洗し、最終圧下率が80%以上となる圧延をし、次いで脱炭焼鈍をし、窒化処理をし、仕上焼鈍をする一方向性電磁鋼板の製造において、仕上焼鈍の昇温過程の低温域での雰囲気ガスをH2 とN2 の混合ガスとし、N2 ガスの割合を20%以上とし、この雰囲気酸化ポテンシャルPH2 O/PH2を0.05〜0.3とし、750〜850°Cで、H2 ガスに切替えて焼鈍を行うことを特徴とする磁気特性の優れた一方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (5件):
C21D 8/12 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/18 ,  C23C 8/26 ,  H01F 1/16
FI (5件):
C21D 8/12 B ,  C22C 38/00 303 U ,  C22C 38/18 ,  C23C 8/26 ,  H01F 1/16 B

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