特許
J-GLOBAL ID:200903061222562702

帯電防止塗料および帯電防止被膜付基材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 政久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-331556
公開番号(公開出願番号):特開平8-157745
出願日: 1994年12月09日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【構成】 本発明の複合酸化物微粒子は比表面積が大きく、多孔質であることから、その内部または表面に存在する酸点の数も多い。塩基性窒素化合物をこの複合酸化物微粒子と接触させると、塩基性窒素化合物がこの酸点に吸着され、当該吸着塩基によって複合酸化物の導電性が発現するものと推定される。塩基性窒素化合物としては、強塩基性の化合物が好ましく、例えば、3級アミンおよびその塩、第4級アンモニウム塩が挙げられる。帯電防止塗料を構成するマトリックスとしては、基材に被膜を形成し得る従来のマトリックスであれば使用可能であり、本発明の塗料は、上記の塩基性窒素化合物を含有する複合酸化物微粒子とマトリックスを所定の割合で水および/または有機溶媒に分散または溶解することによって得られる。【効果】 被膜形成後に、窒素化合物が被膜の表面に析出するようなこともなく、長期に亘って安定した帯電防止機能を保持することができる。また、被膜は透明性に優れている。
請求項(抜粋):
下記不等式〔1〕を満足し、塩基性窒素化合物を含有する、シリカとシリカ以外の無機酸化物の1種または2種以上とからなる複合酸化物微粒子と、マトリックスとを主成分とする帯電防止塗料。(但し、式〔1〕中、Sは塩基性窒素化合物含有複合酸化物微粒子の比表面積を表し、Dpは該微粒子の平均粒子径を表す。)S(m2/g)≧3000/ Dp(nm)・・・〔1〕
引用特許:
審査官引用 (5件)
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