特許

J-GLOBAL ID：200903061234136539

光化学2次電池

発明者： 高橋 雅也 ,  阿久戸 敬治 ,  尾形 努
出願人/特許権者： 日本電信電話株式会社
代理人 (1件)： 志賀 正武
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-230556
公開番号（公開出願番号）：特開平7-085895
出願日： 1993年09月16日
公開日（公表日）： 1995年03月31日
要約：

【要約】【目的】 光エネルギーによる充電が可能であり、充電器を必要とせず省エネルギー性に優れ、負極を半導体と金属とで複合形成することにより、負極と正極との2電極よりなる単純な電池構成とすることができ、半導体から金属への電子の伝達性を向上させた光化学2次電池の提供。【構成】 光透過用窓が設けられた電池ケース内に正極、負極および電解質を有し、光で充電ができる2次電池において、負極11は、n型半導体11cの一部に金属-半導体界面におけるエネルギー障壁を低減する障壁低減用金属層11bが設けられ、かつ障壁低減用金属層11bの少なくとも一部に金属製負極部材11aが設けられてなる構造を有し、かつ電解質12には酸化剤が含有されてなる光化学2次電池。

請求項（抜粋）：

光透過用窓が設けられた電池ケース内に正極、負極および電解質を有し、光で充電ができる2次電池において、前記負極は、n型半導体の一部に金属-半導体界面におけるエネルギー障壁を低減する障壁低減用金属層が設けられ、かつ該障壁低減用金属層の少なくとも一部に金属製負極部材が設けられてなる構造を有し、かつ前記電解質には酸化剤が含有されてなることを特徴とする光化学2次電池。