特許
J-GLOBAL ID:200903061236155549

Al合金製品屑の溶解法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 植木 久一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-003281
公開番号(公開出願番号):特開平7-207375
出願日: 1994年01月17日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】【構成】 Al合金製の缶屑を溶解原料の少なくとも一部として使用し、これを溶解した後(1) 得られた溶湯中へBa,Mg,Mn,Ca,Pbおよびこれら元素の酸化物よりなる群から選択される少なくとも1種を添加し、該溶湯中に存在する少なくともTiをTi含有化合物として溶湯から除去する工程、(2) 該溶湯中へTa、Ti、Ca、Ba、Cl、Ta化合物、Ca酸化物、Ba酸化物および塩素含有化合物よりなる群から選択される少なくとも1種を添加し、該溶湯中に存在する少なくともFeをFe含有化合物として溶湯から除去する工程を任意の順序で実施し、若しくは同時に実施する。【効果】 Al合金製の缶屑を回収し再溶解してリサイクルするに際し、該缶屑中に不純元素として含まれるTiおよびFeを溶解状態で効率よく除去することができ、Al合金製品屑を清浄度の高いAl合金に再生することができる。
請求項(抜粋):
Al合金製の缶屑を溶解原料の少なくとも一部として使用し、これを溶解した後(1) 得られた溶湯中へBa,Mg,Mn,Ca,Pbおよびこれら元素の酸化物よりなる群から選択される少なくとも1種を添加し、該溶湯中に存在する少なくともTiをTi含有化合物として溶湯から除去する工程、(2) 該溶湯中へTa、Ta化合物、Ti、Ca、Ba、Cl、Ca酸化物、Ba酸化物および塩素含有化合物よりなる群から選択される少なくとも1種を添加し、該溶湯中に存在する少なくともFeをFe含有化合物として溶湯から除去する工程を任意の順序で実施し、若しくは同時に実施し、Ti濃度を0.2重量%以下、Fe濃度を0.5重量%以下に低減することを特徴とするAl合金製品屑の溶解法。
IPC (3件):
C22B 21/06 ,  C22B 9/10 101 ,  C22C 1/02 503

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