特許
J-GLOBAL ID:200903061239019646
建設機械のエンジン回転数制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-147505
公開番号(公開出願番号):特開平11-336136
出願日: 1998年05月28日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】 オートアイドル制御と、その解除を実現できるものにあって、走行独立性を確保することができる建設機械のエンジン回転数制御装置の提供。【解決手段】 メインポンプ2,3,4と、走行用方向制御弁5,9の入力ポートどうしを接続する連絡管路15と、この連絡管路15に設けた走行連通弁16を有する油圧回路にあって、配管18中に設けられ走行に係るパイロット弁5a,9aと、配管19中に設けられブーム等に係るパイロット弁6a,7a,8a,10aと、配管22中に設けられ旋回、排土等に係るパイロット弁12a,13a,14aと、配管18,19の圧を検出する圧力検出装置21と、配管22の圧を検出する圧力検出装置22と、圧力検出装置21,22の信号に応じてオートアイドル制御及びその解除を実施するエンジン制御装置24と、配管19の圧に応じて走行連通弁16を連通位置に切換える信号を導く信号管路26とを備えた。
請求項(抜粋):
エンジンと、このエンジンによって駆動する複数のメイン油圧ポンプと、これらのメイン油圧ポンプから供給される圧油によって駆動する複数のアクチュエータと、上記メイン油圧ポンプから上記アクチュエータのそれぞれに供給される圧油の流れを制御する方向制御弁とを備え、上記複数のアクチュエータが一対の走行モータ、及びこれらの走行モータとは異なる複数の他のアクチュエータを含み、上記方向制御弁が上記一対の走行モータのうちの一方の走行モータの駆動を制御する第1走行用方向制御弁と、上記一対の走行モータのうちの他方の走行モータの駆動を制御する第2走行用方向制御弁と、上記複数の他のアクチュエータのそれぞれの駆動を制御する他のアクチュエータ用方向制御弁とを含み、しかも上記第1走行用方向制御弁及び上記他のアクチュエータ用方向制御弁のうちの所定のアクチュエータ用方向制御弁は、上記複数のメイン油圧ポンプのうちの第1メインポンプに接続され、上記第2走行用方向制御弁及び上記他のアクチュエータ用方向制御弁のうちの別のアクチュエータ用方向制御弁は、上記複数のメイン油圧ポンプのうちの第2メインポンプに接続される建設機械の油圧回路に備えられるものであって、上記エンジンの回転数を制御可能なエンジン制御装置と、パイロット圧を供給可能なパイロットポンプと、このパイロットポンプから供給されるパイロット圧を導くパイロット用配管と、このパイロット用配管中に設けられるとともに、上記方向制御弁のそれぞれに関連して個別に設けられ、該当する方向制御弁と連動するパイロット弁と、これらのパイロット弁の切換操作に伴って上記パイロット用配管に発生した圧力を検出し、検出信号として上記エンジン制御装置に出力する圧力検出手段とを備え、上記エンジン制御装置は、上記圧力検出手段から出力された検出信号に基づいて、上記エンジンの回転数を所定の低速回転数であるアイドル回転数に保持するオートアイドル制御、及びこのオートアイドル制御を解除する制御をおこなう建設機械のエンジン回転数制御装置において、上記建設機械の油圧回路が、上記第1走行用方向制御弁の入力ポートと上記第2走行用方向制御弁の入力ポートとを接続する連絡管路と、この連絡管路を連通状態、しゃ断状態のいずれかに保持可能な走行連通弁とを備えたものであり、上記パイロット用配管が、第1パイロット用配管と第2パイロット用配管とを含み、上記第1パイロット用配管中に、上記第1走行用方向制御弁と連動する上記パイロット弁、上記第2走行用方向制御弁と連動する上記パイロット弁をそれぞれ設け、上記第2パイロット用配管中に、上記複数の他のアクチュエータの駆動をそれぞれ制御する上記他のアクチュエータ用方向制御弁と連動する上記パイロット弁を設けるとともに、上記第2パイロット用配管に発生した圧力を上記走行連通弁の切換操作用圧力として導く信号管路を設け、上記走行連通弁は、上記信号管路に上記切換操作用圧力が導かれたとき、上記連絡管路を上記連通状態に保持する切換位置を有することを特徴とする建設機械のエンジン回転数制御装置。
IPC (4件):
E02F 9/22
, F02D 29/00
, F02D 29/04
, F04B 49/00 341
FI (4件):
E02F 9/22 R
, F02D 29/00 B
, F02D 29/04 G
, F04B 49/00 341
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