特許
J-GLOBAL ID:200903061246378449

PPAR-ガンマ活性化物質を使用する新生細胞増殖の結果である疾病状態の処置及びこの処置に有用な組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-530323
公開番号(公開出願番号):特表2001-507706
出願日: 1997年12月29日
公開日(公表日): 2001年06月12日
要約:
【要約】本発明に従い、PPARγが新生細胞増殖の結果である種々の疾病の各々に関連する組織で一様に発現されることが見出された。外因性リガンドによるPPARγの最高活性化によって、そうでなければ新生物細胞増殖にさらされている-次細胞の末端分化が促進されることがまた見出された。本発明のもう一つの態様において、RXR-特異性リガンドがまた、PPARγ/RXRαヘテロダイマーを発現する細胞の分化を誘発する強力な薬剤であること、及び新生細胞増殖にさらされる細胞を、RXR-特異性リガンドと組合わせて、PPARγ-選択性リガンドにより同時に処置すると、分化の付加的刺激がもたらされることがまた見出された。従って、新生細胞増殖にさらされている細胞を、PPARγアゴニストにより、場合により、RXRアゴニストをさらに存在させて処置することにより、新生細胞増殖の作用を改善することができ、これによりさらなる増殖を阻止することができる。従って、新生細胞増殖の結果である種々の疾病状態の処置に有用である化合物及び組成物が同定され、本明細書に記載されている。
請求項(抜粋):
PPAR-γを発現する細胞の新生細胞増殖の結果である疾病状態にある対象の処置方法であって、上記細胞に対する新生細胞増殖の作用を改善するのに有効な量の治療性組成物を、上記対象に投与することを含み、この治療性組成物が、少なくとも1種のPPAR-γ活性化物質を調剤用の医薬上で許容される担体中に含有する、上記処置方法。
IPC (5件):
A61K 31/5575 ,  A61K 31/192 ,  A61K 31/216 ,  A61P 35/00 ,  A61K 31/455
FI (5件):
A61K 31/5575 ,  A61K 31/192 ,  A61K 31/216 ,  A61P 35/00 ,  A61K 31/455

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