特許
J-GLOBAL ID:200903061246954091

BPH切除方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-525623
公開番号(公開出願番号):特表平8-508664
出願日: 1994年05月13日
公開日(公表日): 1996年09月17日
要約:
【要約】良性前立腺肥大症又は増殖症(BPH)を処置するために制御された熱を与えて切除を行うための方法及び装置(14)が開示される。この方法及び装置(14)によれば、エネルギーは、処置されるべき組織の塊(6)へ直接送り込まれ、周囲組織にダメージを及ぼすことなく組織の切除を行う。尿道(2)を含む多数の周囲領域或いは周囲の組織の塊又は隣接する器官(6)のいずれか1つが所定の安全温度限界を越えたときに自動的な遮断が生じる。維持される所定の時間にわたって高周波エネルギーを一定に付与することにより、電気的な外科手術及び他の侵入的な手術を回避しながらも短い回復時間でBPHを迅速に和らげる安全な手順が提供される。この手順は、入院設備や外科設備を必要とせずに医師のオフィスで行うことができる。
請求項(抜粋):
目標とする組織の塊の周囲組織を破壊的温度に曝すことなくその目標とする組織の塊を熱処置する方法において、 上記目標とする組織の付近の領域にカテーテルを導入し、このカテーテルから上記目標とする組織の塊へと柔軟な針を挿入し、 人間の神経系要素に電子的にダメージを及ぼすことのない周波数レンジから選択された周波数において上記目標とする組織の塊へ制御された高周波エネルギーを上記針を経て付与し、 上記制御された高周波エネルギーを上記目標組織を切除するに充分なエネルギーレベルに所定の時間中維持し、 上記エネルギーの付与中に上記目標組織の近方の少なくとも1つの組織領域の少なくとも1つの温度を監視し、そして 上記少なくとも1つの監視される温度のいずれか1つが各々の所定の値を越えたときに上記エネルギーの付与を自動的に停止する、という段階を備えたことを特徴とする方法。

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