特許
J-GLOBAL ID:200903061257317107

電子投票方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤井 敬史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-103784
公開番号(公開出願番号):特開平10-074046
出願日: 1988年01月07日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】選挙管理者を1つだけ用いて安全かつ公平な電子投票方法を提供すること。【解決手段】投票者Uは、投票文mjを決め、これに乱数をかけて暗号化したmj’を選挙管理者Aに送る。次に、選挙管理者Aは、投票権のある投票者Uからの投票である旨を確認するために、認証を行う。認証が行われたら、選挙管理者Aは署名を行い、署名の付された署名付き投票文を暗号化して投票者Uに送る。投票者Uは、暗号化された署名付き投票文を平文(暗号を解いたもの)にする。この平文(Sj)に集計者だけが復号化できるもので暗号化したXj’を選挙管理者Aに送付する。
請求項(抜粋):
暗号を用いて無記名投票を実現する電子投票方法において、投票者側に乱数発生器と撹乱器と乱数成分除去器とから成る投票内容送信装置を備え、選挙管理者側に署名関数計算器と認証関数計算器から成る選挙管理装置を備え、前記投票内容送信装置は、前記乱数発生器を用いて生成した乱数成分と投票内容とを前記撹乱器に入力して撹乱された投票文を作成して前記選挙管理装置に送信し、前記選挙管理装置は、撹乱された投票文を前記署名関数計算器に入力して署名付き投票文を作成して前記投票内容送信装置に送り返し、前記投票内容送信装置は、署名付き投票文を前記乱数成分除去器に入力して乱数成分の影響を取り除いて投票内容に署名を施した値を求めた後にその値を前記選挙管理装置に送信し、前記選挙管理装置は、署名付き投票内容を前記認証関数計算器に入力して投票内容が選挙管理者によって署名されているのを確認することにより無記名投票を実現することを特徴とする電子投票方法。
IPC (3件):
G09C 1/00 660 ,  G09C 1/00 640 ,  G06F 19/00
FI (3件):
G09C 1/00 660 Z ,  G09C 1/00 640 Z ,  G06F 15/28 B
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-177164

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