特許
J-GLOBAL ID:200903061258519854

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平田 義則 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-221771
公開番号(公開出願番号):特開平7-071585
出願日: 1993年09月07日
公開日(公表日): 1995年03月17日
要約:
【要約】【目的】 変速時に締結要素への変速油圧を制御する自動変速機の変速制御装置において、変速油圧制御時に、制御ハンチングを防止しながら、負荷のバラツキや締結要素の固体バラツキや締結要素の摩擦特性バラツキを吸収し、高い変速品質の確保を図ること。【構成】 イナーシャフェーズ中に、ギア比あるいはギア比に基づく情報により締結要素に供給する油圧の補正値をフィードバック制御により設定するフィードバック補正値設定手段fと、負荷に応じて与えられる変速開始からフィードバック制御開始までの油圧とフィードバック制御時の油圧オープン値のうち少なくとも一方を学習補正して学習補正値を得る学習補正値設定手段gと、学習の程度を検出し、学習程度が低いほどフィードバックゲインをゲインゼロのフィードバック制御禁止を含む値に設定するフィードバックゲイン設定手段iを設けて変速油圧制御を行なう構成とした。
請求項(抜粋):
外部からの制御指令により変速時に締結要素への変速油圧を制御する変速油圧アクチュエータと、負荷を検出する負荷検出手段と、変速中に変化するギア比を検出するギア比検出手段と、イナーシャフェーズの開始と終了を検出するイナーシャフェーズ検出手段と、イナーシャフェーズ中に、ギア比あるいはギア比に基づく情報により締結要素に供給する油圧の補正値をフィードバック制御により設定するフィードバック補正値設定手段と、負荷に応じて与えられる変速開始からフィードバック制御開始までの油圧とフィードバック制御時の油圧オープン値のうち少なくとも一方を学習補正して学習補正値を得る学習補正値設定手段と、前記学習の程度を検出する学習程度検出手段と、学習程度が低いほどフィードバックゲインをゲインゼロのフィードバック制御禁止を含む値に設定するフィードバックゲイン設定手段と、学習補正値を用いての油圧と設定されたフィードバツクゲインによるフィードバック補正値を用いての油圧とによって決定された変速油圧を得る制御指令を前記変速油圧アクチュエータに出力する変速油圧制御手段と、を備えていることを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/06 ,  F16H 59:68

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