特許
J-GLOBAL ID:200903061271617423

自動二輪車用制動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-274075
公開番号(公開出願番号):特開平6-122363
出願日: 1992年10月13日
公開日(公表日): 1994年05月06日
要約:
【要約】【目的】 ブレーキペダルの操作時に後輪の制動力配分を高めることが可能な自動二輪車用制動装置を提供する。【構成】 ブレーキレバーLで作動する第1マスタシリンダMc1 は前輪WfのブレーキキャリパBcFL,BcFRに接続されており、その右側のブレーキキャリパBcFRの作動によってブレーキ油圧を発生するメカサーボ機構Msは、前後輪の制動力配分特性に沿うように後輪Wrの制動力を減少させる圧力制御弁Cvを介して後輪WrのブレーキキャリパBcR に接続される。ブレーキペダルPで作動する第2マスタシリンダMc2 からのブレーキ油圧は、前記メカサーボ機構Ms及び圧力制御弁Cvを介して後輪WrのブレーキキャリパBcR に伝達され、同時に圧力制御弁Cvの減圧特性を変化させて、後輪Wrの最大制動力を増加させる。
請求項(抜粋):
前輪(Wf)を制動するブレーキキャリパ(BcFL,BcFR)と、後輪(Wr)を制動するブレーキキャリパ(BcR )と、ブレーキレバー(L)によって作動する第1マスタシリンダ(Mc1 )と、ブレーキペダル(P)によって作動する第2マスタシリンダ(Mc2 )と、前輪(Wf)の制動力によって作動してブレーキ油圧を発生するとともに、第2マスタシリンダ(Mc2)からのブレーキ油圧が伝達される二次マスタシリンダ(Ms)と、この二次マスタシリンダ(Ms)と後輪(Wr)のブレーキキャリパ(BcR )との間に介装されて、二次マスタシリンダ(Ms)からのブレーキ油圧を減圧して後輪(Wr)のブレーキキャリパ(BcR )に伝達する圧力制御弁(Cv)とを備えた自動二輪車用制動装置において、第1マスタシリンダ(Mc1 )を前輪(Wf)のブレーキキャリパ(BcFL,BcFR)に接続し、更に圧力制御弁(Cv)に第2マスタシリンダ(Mc2 )からのブレーキ油圧によって作動する昇圧手段(52)を設けて、第2マスタシリンダ(Mc2 )の作動時に圧力制御弁(Cv)から後輪(Wr)のブレーキキャリパ(BcR )に伝達される前記減圧されたブレーキ油圧の最大値を増加させることを特徴とする、自動二輪車用制動装置。
IPC (3件):
B60T 8/26 ,  B62L 3/02 ,  B62L 3/04

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