特許
J-GLOBAL ID:200903061281779367

ポテンシャルなしに配置されたセンサ素子を有する電気化学測定センサ及びその製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-505470
公開番号(公開出願番号):特表平9-500729
出願日: 1994年07月09日
公開日(公表日): 1997年01月21日
要約:
【要約】ポテンシャルなしに配置されたセンサ素子(14)を有している、ガスの酸素含量を測定するための、殊に内燃機関の排ガス中の酸素含量を測定するための電気化学測定センサ(10)が提案されている。センサ素子(14)は、酸素イオンを伝導する、外部表面に配置された外部電極(25)を、同様に外部表面に延びる接点側の導電路(27)とともに有している、片側が閉塞された管の形の固体電解質体(23)を有しており、かつ、封止リング(20)によって金属ケーシング(11)中にはめ込まれている。センサ素子(14)は、少なくとも封止リング(20)の範囲内に、少なくとも導電路(27)をケーシング(11)に対して被覆する電気絶縁層(21)を有している。この絶縁層(21)は、結晶質の非金属材料とガラス化材料との混合物からなる。その製造の際には、絶縁層(21)にガラス化材料の融点を上回る熱処理が行なわれ、この場合、絶縁層(21)は、結晶質の非金属材料で充填された釉薬を形成する。
請求項(抜粋):
ポテンシャルなしに配置されたセンサ素子を有しており、このセンサ素子は、酸素イオンを伝導する、有利に片側が閉塞された管の形の固体電解質体及び導電性の接点を備えた電極を有しており、この場合、センサ素子は、封止リングによって金属ケーシングにはめ込まれており、かつ少なくともケーシングに面した導電性の接点が電気絶縁層によって封止リングの範囲内でケーシングに対して電気絶縁されている、ガスの酸素含量を測定するための、殊に内燃機関の排ガス中の酸素含量を測定するための電気化学測定センサにおいて、絶縁層(21)が、加熱によって結晶質の非金属材料で充填された釉薬が形成される、結晶質の非金属材料とガラス化材料の混合物から形成されていることを特徴とする、電気化学測定センサ。

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