特許
J-GLOBAL ID:200903061282866301

ランキンサイクルシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊藤 洋二 ,  三浦 高広 ,  水野 史博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-005419
公開番号(公開出願番号):特開2005-201067
出願日: 2004年01月13日
公開日(公表日): 2005年07月28日
要約:
【課題】 熱発生機器の冷却水から廃熱エネルギをランキンサイクルで回収するシステムにおいて、熱発生機器の冷却用の放熱器(ラジエータ)を不要にする。【解決手段】 加熱器14にて生成された過熱蒸気を、膨張機10をバイパスして放熱器11に流す膨張機バイパス路15と、膨張機バイパス路15を開閉する制御弁16とを設ける。冷却水の温度が基準設定温度以上のときには、膨張機バイパス路15を開くことにより、膨張機10をバイパスする流路ができるため、加熱器14内の圧力は低下し、作動媒体の蒸発温度は低くなる。つまり、冷却水と作動媒体との温度差が大きくなるため、冷却水側から作動媒体側への熱移動量が増加し、冷却水の温度上昇を防止ないしは抑制することができる。したがって、熱発生機器の冷却用の放熱器を不要にすることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
熱を発生する熱発生機器(20)を冷却する冷却水との熱交換により作動媒体を加熱して過熱蒸気を発生させる加熱器(14)と、 前記加熱器(14)にて生成された過熱蒸気を等エントロピ的に膨張させて動力を取り出す膨張機(10)と、 前記膨張機(10)にて膨張を終えた蒸気を液化する放熱器(11)と、 作動媒体を前記加熱器(14)に送り出す液体ポンプ(13、13a〜13d)と、 制御を司る制御装置(40)とを備えるランキンサイクルシステムにおいて、 前記加熱器(14)にて生成された過熱蒸気を、前記膨張機(10)をバイパスして前記放熱器(11)に流す膨張機バイパス路(15)と、 前記制御装置(40)により制御されて前記膨張機バイパス路(15)を開閉するバイパス流量調整手段(16)とを備え、 前記バイパス流量調整手段(16)は、前記冷却水の温度が基準設定温度以上のときには前記膨張機バイパス路(15)を開き、前記冷却水の温度が前記基準設定温度未満のときには前記膨張機バイパス路(15)を閉じることを特徴とするランキンサイクルシステム。
IPC (2件):
F02G5/00 ,  F01P7/16
FI (2件):
F02G5/00 B ,  F01P7/16 504C
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭62-051726
審査官引用 (3件)

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