特許
J-GLOBAL ID:200903061282916643

色変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 正美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-135419
公開番号(公開出願番号):特開平10-326340
出願日: 1997年05月26日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】【課題】 任意の色空間座標系の任意の色を同一色空間上の別の色に、対象外の色との間で不連続を生じないように変換することができるとともに、その変換範囲を色空間上の任意の方向を長軸方向とする楕円体とすることができるようにする。【解決手段】 ユーザは、変換前の中心色として2つの中心色Ci11,Ci12を指定する。その2つの中心色Ci11,Ci12を含む変換範囲S1を、2つの中心色Ci11,Ci12からの距離として指定する。その変換範囲S1内に含まれる変換後の中心色Co11,Co12と変換前の中心色Ci11,Ci12との差分d1を指定する。装置は、変換前の2つの中心色Ci11,Ci12と入力色Piとの相対距離D1(=D11+D12-D10)を計算し、1を超えない相対距離として出力する。さらに、その相対距離を、これが小さいときほど係数値が大きくなる重み係数に変換して、その重み係数を差分d1に乗算し、その乗算結果を入力色Piに加算して出力色Poを得る。
請求項(抜粋):
ある色空間座標系の色を同一色空間上の別の色に変換する装置において、変換前の中心色として2つの中心色を指定する変換前中心色指定手段と、その変換前の2つの中心色を含む変換範囲を指定する変換範囲指定手段と、その変換範囲内に含まれる変換後の2つの中心色と上記変換前の2つの中心色との差分を指定する差分指定手段と、上記変換前中心色指定手段により指定された変換前の2つの中心色、上記変換範囲指定手段により指定された変換範囲、および入力画像信号から、上記変換前の2つの中心色と上記入力画像信号との相対距離を計算する相対距離計算手段と、この相対距離計算手段の出力の相対距離を、クリッピング用定数を用いて、その定数を超えない相対距離として出力する最小値出力手段と、この最小値出力手段の出力の相対距離を重み係数に変換するための重み係数関数を指定する重み係数関数指定手段と、上記最小値出力手段の出力の相対距離を上記重み係数関数指定手段により指定された重み係数関数によって重み係数に変換する重み係数変換手段と、上記差分指定手段により指定された差分に対して上記重み係数変換手段の出力の重み係数を乗算して、上記入力画像信号の各成分に加算すべき変化量を算出する変化量計算手段と、この変化量計算手段により算出された変化量を上記入力画像信号の各成分に加算して出力画像信号を得る変化量加算手段と、を備えることを特徴とする色変換装置。
IPC (5件):
G06T 1/00 ,  G03G 15/01 ,  G09G 5/06 ,  H04N 1/60 ,  H04N 1/46
FI (5件):
G06F 15/66 310 ,  G03G 15/01 S ,  G09G 5/06 ,  H04N 1/40 D ,  H04N 1/46 Z

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