特許
J-GLOBAL ID:200903061284417792

連続蒸解カンへのチップのポンプ輸送方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 静男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-094052
公開番号(公開出願番号):特開平8-296184
出願日: 1996年04月16日
公開日(公表日): 1996年11月12日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】スラリーを蒸解カンに供給する際に液容量の変化の効果を最小限にし、供給装置の液レベルを好ましく変化させる有利な装置および方法の提供。【解決手段】蒸解液に伴われた木材チップを、蒸解カンへ接続された高圧フィーダーへ供給する装置において、垂直なスチーム処理槽42、この出口に接続された計量デバイス、これから下方に伸びる垂直なチップシュート、および入口を有するスラリーポンプを備える。スラリーポンプは、その出口から、高圧フィーダーの低圧入り口へスラリーをポンプ輸送する。液容量の変化の影響を最小限にするために、そして液の容量とチップの容量とを別個に制御するために、頂部と底部を有し、底部には排出口が付いている実質的に垂直の液レベルタンクを設ける。液レベルタンク排出口は、導管によって直接スラリーポンプ入口と連絡される。装置を大気圧より高い圧力で運転する場合は、圧力遮断デバイスを用いる。
請求項(抜粋):
液に伴われた細砕セルロース繊維材を、蒸解カンに接続された高圧フィーダーへ供給する装置において、以下の諸機器、すなわち、底部に排出口がある垂直前処理槽、前記前処理槽の排出口に接続された計量デバイス、前記計量デバイスから下方向に延びる一般に垂直なシュート、液中の細砕セルロース繊維材のスラリーをポンプ輸送するスラリーポンプであって、入口を有し高圧フィーダーに接続されているスラリーポンプ、前記スラリーポンプ入口に操作上連結されているシュート、頂部と底部を有する実質的に垂直の液レベルタンクであって、底部には排出口が付いている液レベルタンク、および前記液レベルタンク排出口を前記スラリーポンプ入口と直接連結する導管、を備えた装置。

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