特許
J-GLOBAL ID:200903061285703390

回分式活性汚泥処理の運転制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-247454
公開番号(公開出願番号):特開平6-091294
出願日: 1992年09月17日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【目的】 回分式活性汚泥処理により硝化と脱窒を行うに際して、簡易に反応槽の運転状態を左右する因子に関するデータを得て、反応槽の運転状態を最適に維持することができる運転制御方法を提供することを目的とする。【構成】 pH計20と溶存酸素濃度計21とを備えた反応槽1へ流入した廃水を、嫌気条件下での脱窒と空気の送入による好気条件下で硝化細菌による硝化を行い、反応槽1の上澄液と沈澱物としての汚泥をポンプによって引抜くようにした回分式活性汚泥処理装置において、上記反応槽1に酸化還元電位計22を配備して、馴養中の嫌気状態と好気状態における酸化還元電位の差を測定することによって処理水の脱窒と硝化状態を判断し、この判断結果から反応槽の運転状態を左右する因子を制御する運転制御方法を提供する。反応槽1の運転状態を左右する因子とは、脱窒時間,曝気時間,空気の送入量,汚泥の引抜量である。
請求項(抜粋):
pH計と溶存酸素濃度計とを備えた単一の反応槽へ流入した廃水を、嫌気条件下での脱窒と、空気の送入による好気条件下で硝化細菌による硝化を行い、該反応槽の上澄液と沈澱物としての汚泥をポンプによって引抜くようにした回分式活性汚泥処理装置において、上記反応槽に酸化還元電位計を配備して、馴養中の嫌気状態と好気状態における酸化還元電位の差を測定することによって処理水の脱窒と硝化状態を判断し、この判断結果から反応槽の運転状態を左右する因子を制御することを特徴とする回分式活性汚泥処理の運転制御方法。
IPC (2件):
C02F 3/34 101 ,  C02F 3/12

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