特許
J-GLOBAL ID:200903061285970037

印字装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富澤 孝 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-285726
公開番号(公開出願番号):特開平5-096814
出願日: 1991年10月04日
公開日(公表日): 1993年04月20日
要約:
【要約】【目的】 長時間放置により、キャリッジ及びガイドバー間の潤滑油が固化した場合においても、適切なヘッドギャップを設定可能とする。【構成】 キャリッジ1は印字終了後基準位置0まだ後退した状態で待機している。次頁印字のためにヘッドギャップを再設定する場合には、その基準位置0からキャリッジ1をプラテン2上の用紙6にリボンマスク9が当接するまで移動させる。もしキャリッジ1とガイドバー3との間に介在する潤滑油が固化していると、この段階において、キャリッジ1が前進しない。従来ではこの段階でフォトインターラプタ22により非回転が判断されると直ちにリボンマスク9が用紙6に当接したと判断して駆動を止めるが、本実施例では上記移動量が小さい場合には駆動を止めない。するとピン16が長孔18の他端を押し、モータ12の駆動トルクの総てがキャリッジ1にかかることになり、固着が外れる。
請求項(抜粋):
プラテンと、前記プラテンに沿って移動するキャリッジと、前記キャリッジに設けられ前記プラテン上の印字用紙に印字を行う印字ヘッドと、前記印字ヘッドを前記プラテンに対して接離方向に移動させる接離手段と、前記接離手段を駆動する駆動モータと、前記プラテン上の前記印字用紙に対し、前記接離手段により前記印字ヘッドと共に移動する当接部を所定の力で押圧した状態における印字ヘッドの位置に関連して適正ヘッドギャップを調整する制御手段を有するものにおいて、前記制御手段が、前記所定の力で押圧した状態における印字ヘッドの位置が所定範囲を外れたときに、前記印字ヘッドを接離方向またはプラテンに沿った方向に駆動し、その後再び前記ヘッドギャップ調整を行うことを特徴とする印字装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-055179

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