特許
J-GLOBAL ID:200903061287841714

可塑剤除去装置を備えたカレンダ設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 堀田 実 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-073221
公開番号(公開出願番号):特開平10-264189
出願日: 1997年03月26日
公開日(公表日): 1998年10月06日
要約:
【要約】【課題】 運転中に装置に近接して作業することなく、テークオフロールに付着する可塑材(油分)を遠隔操作により効率的に除去することができ、これにより、表面粗度の低下や痘痕(あばた)を生じさせることなく、長時間安定してカレンダ設備を運転することができるカレンダ設備を提供する。【解決手段】 カレンダロール11の下流に複数のテークオフロール12が隣接し、テークオフロールにより、シートをカレンダロールより引き取り、半凝縮状態から凝固状態まで保持するカレンダ設備において、テークオフロールのシートに接触しない部分に接して、テークオフロールに付着した可塑剤を除去する可塑剤除去装置14を備える。この可塑剤除去装置は、連続気泡を有する弾性スポンジ部材17aと、その表面に設けられた不織布17bとを有する研磨部材17を備え、不織布がテークオフロールに接して可塑剤を擦り取り、擦り取った可塑剤を不織布を通してスポンジ部材の連続気泡内に吸液して保有する。
請求項(抜粋):
カレンダロール下流に複数のテークオフロールが隣接し、該テークオフロールにより、シートをカレンダロールより引き取る、下流側のカレンダ設備において、テークオフロールのシートに接触しない部分に接して、テークオフロールに付着した可塑剤を除去する可塑剤除去装置を備え、該可塑剤除去装置は、連続気泡を有する弾性スポンジ部材と、その表面に設けられた不織布とを有する研磨部材とからなり、該不織布がテークオフロールに接して可塑剤を擦り取り、擦り取った可塑剤を不織布を通してスポンジ部材の連続気泡内に吸液して保有する、ことを特徴とするカレンダ設備。
IPC (4件):
B29C 43/24 ,  B29C 43/32 ,  B29C 43/50 ,  B29L 7:00
FI (3件):
B29C 43/24 ,  B29C 43/32 ,  B29C 43/50

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