特許
J-GLOBAL ID:200903061292403563

内燃機関の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-312816
公開番号(公開出願番号):特開平9-152902
出願日: 1995年11月30日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】 センサ等の異常判定及び正常復帰判定を行い、エンジン制御を通常制御からフェイルセーフ制御或はその逆へと切り換える制御装置において、異常・正常の判定が頻繁に切り替わって制御が不安定になるのを防止する。【解決手段】 クランクシャフト1に設けたNEパルサ2の突起3を検出してパルス信号を発生するNEセンサの異常を、欠歯部4の検出後次に検出するまでのパルス信号数が突起3の数と一致していないときに判定して、フェイルセーフ制御を行い、欠歯部4の検出時に、カムシャフト5に設けたGセンサからのパルス信号に基づき気筒を判別できればNEセンサの正常復帰を判定して、通常制御を行う制御装置において、NEセンサの正常・異常が頻繁に切り替わると、異常判定が成立しないときにだけ正常復帰を判定するように構成する。これにより正常・異常の頻繁な切り替わりを防止し、制御を安定に行うことができる。
請求項(抜粋):
内燃機関に設けられた機関制御のためのセンサ,アクチュエータ等の制御機器の異常を予め設定された異常判定条件に基づき判定する異常判定手段を備え、該異常判定手段にて制御機器の異常が判定されると、該制御機器を使用しない所定のフェイルセーフ制御を実行すると共に、前記制御機器の異常状態からの正常復帰を、予め設定された正常復帰条件に基づき判定する正常復帰判定手段を備え、該正常復帰判定手段にて該制御機器の正常復帰が判定されると、前記フェイルセーフ制御を解除して、該制御機器を用いた通常制御を実行する内燃機関の制御装置において、前記異常判定手段による異常判定と前記正常復帰判定手段による正常復帰判定とが所定頻度で交互に繰り返されると、前記正常復帰判定手段が前記制御機器の正常復帰を判定する正常復帰条件を、正常復帰し難い方向に切り換える復帰条件変更手段を設けたことを特徴とする内燃機関の制御装置。
IPC (4件):
G05B 9/02 ,  F02D 45/00 358 ,  F02D 45/00 362 ,  G05B 23/02
FI (4件):
G05B 9/02 E ,  F02D 45/00 358 K ,  F02D 45/00 362 E ,  G05B 23/02 C
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭63-050733
  • 特開平4-301170

前のページに戻る