特許
J-GLOBAL ID:200903061294498766

接触疲労寿命強度に優れた駆動伝達系部品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-326452
公開番号(公開出願番号):特開2000-144243
出願日: 1998年11月17日
公開日(公表日): 2000年05月26日
要約:
【要約】【課題】 自動車部品の小型軽量化,高出力化にともない、歯車等の駆動伝達系部品では負荷面圧が高くなり、ピッチング疲労寿命向上が課題である。【解決手段】 MnSが少ない、或いはMnSが形態制御された鋼材を浸炭焼入れし、その後200〜600°C高周波加熱し直ちに加工を加え、不完全焼入れ層15μm未満、表面での圧縮残留応力を25kgf/mm2 以上、表面粗さRmax を2.5μm以上、X線回折半価幅をその鋼材焼鈍後の半価幅で無次元化した値β’とRmax との関係がβ’≦2.29-0.40ln (Rmax )、残留オーステナイトを10%以下とすること特徴とする接触疲労寿命に優れた駆動伝達系部品の製造方法。
請求項(抜粋):
重量%において、C :0.1〜0.3%Si :0.01〜0.15%Mn:0.3〜1.5%Cr:0.3〜1.5%S :0.01〜0.06%Ca:0.001〜0.01%O :0.003%以下但し、Ca/O:0.5〜3.5を含有し、残部Fe及び不可避不純物からなる鋼材を粗成形した後、浸炭焼入れを行い、しかる後200〜600°Cに1〜5分間高周波加熱して直ちに10〜60%の加工を加えることにより、不完全焼入れ層を15μm未満、表面での圧縮残留応力を25kgf/mm2 以上、表面粗さRmax を2.5μm以上とするとともに、X線回折半価幅をその鋼材焼鈍後の半価幅で無次元化した値β’と表面粗さRmax との関係がβ’≧2.29-0.40ln(Rmax )、残留オーステナイトを10%以下とすることを特徴とする接触疲労寿命強度に優れた駆動伝達系部品の製造方法。
IPC (8件):
C21D 8/00 ,  C21D 1/06 ,  C21D 9/32 ,  F16H 55/06 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/18 ,  C22C 38/60
FI (8件):
C21D 8/00 A ,  C21D 1/06 A ,  C21D 9/32 A ,  F16H 55/06 ,  C22C 38/00 301 H ,  C22C 38/00 301 N ,  C22C 38/18 ,  C22C 38/60
Fターム (21件):
3J030AC10 ,  3J030BC02 ,  3J030BC10 ,  3J030CA10 ,  4K032AA05 ,  4K032AA08 ,  4K032AA11 ,  4K032AA12 ,  4K032AA16 ,  4K032AA26 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032CA01 ,  4K042AA18 ,  4K042BA01 ,  4K042BA03 ,  4K042CA03 ,  4K042CA06 ,  4K042CA08 ,  4K042CA10 ,  4K042DA06

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