特許
J-GLOBAL ID:200903061295052010

湯水混合装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-195901
公開番号(公開出願番号):特開平8-042744
出願日: 1994年07月27日
公開日(公表日): 1996年02月16日
要約:
【要約】【目的】 高温水と低温水との混合動作時に、不快感をもたらすような異音を発生しない湯水混合装置10Bを提供する。【構成】 湯水混合装置10Bでは、可動弁体160Bが混合湯水に晒された感温ばね130とバイアスばね150の釣合により摺動する。このとき、感温ばね130は、混合湯水の温度に応じたばね定数の変化により、可動弁体160Bの位置を移動させることにより、湯側ポート116と水側ポート106から流出する高温水と低温水との混合比を変える。また、バイアスばね150を支持するばね受け部材210Bは、湯側ポート116から流路部172に導くガイド流路175Cを、バイアススばね150を迂回するように形成されている。これにより、バイアスばね150の巻線間の狭い部分を高温水が通ることがないから、急激な流路面積の増加に伴うことによって生じる異音が発生しない。
請求項(抜粋):
高温水と低温水とを混合して目標設定温度の混合湯水を吐水する湯水混合装置において、高温水を吐出する湯側ポートと低温水を吐出する水側ポートを有すると共に上記両ポートに連通する摺動孔を有するケーシング本体と、上記摺動孔に摺動自在に嵌合し、上記湯側ポートから吐出される高温水と水側ポートから吐出される低温水との混合比を調節すると共にその内側に上記高温水または低温水を通す弁体内流路を有する可動弁体と、所定の温度範囲において温度に応じてばね定数が変化する材料からなり、混合湯水の温度上昇に伴い湯の割合を減少させる方向へ上記可動弁体を付勢する感温ばねと、上記可動弁体を上記方向とは反対方向に付勢するバイアスばねと、上記湯側ポートまたは水側ポートの少なくとも一方に、高温水または低温水をバイアスばねまたは感温ばねを迂回させて可動弁体の弁体内流路に導くガイド流路を形成するガイド流路形成部材と、を備えたことを特徴とする湯水混合装置。
IPC (3件):
F16K 31/70 ,  F16K 11/06 ,  F16K 47/02

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