特許
J-GLOBAL ID:200903061297631262
建物の制振装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鳥巣 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-239192
公開番号(公開出願番号):特開平10-082203
出願日: 1996年09月10日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】 装置の製作が容易で安価にでき、地震後の補修を含めメンテナンスが不要で、地震時や強風時における建物の主に骨組の揺れや振動を低減することができる、建物の制振装置を提供する。【解決手段】 上側の梁Cの下面に、重ね板バネ2の長さに応じて一対のブラケット5・6を下向きに固設し、各ブラケットの下端に重ね板バネ2の親板の両端目玉2bをシャックルまたはリンクを介してそれぞれ吊設し、柱Bから遠い方のブラケット6に隣接してガセットプレート7を、上側の梁Cに下向きに固設し、略三角形状の増幅リンクプレート4の頂点を重ね板バネ2のヒンジパッド2cに枢支連結するとともに、増幅リンクプレート4の短辺の一方の角部をガセットプレート7の下端部に枢支連結し、下側の梁Cの柱Bに近接した位置に別のブラケット8を上向きに固設し、このブラケット8の上端部と増幅リンクプレート4の短辺の他方の角部とにブレース3の両端部をそれぞれ枢支連結している。
請求項(抜粋):
鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造などの建物の骨組の柱間における各階の上下の梁と梁との間に取り付けられる制振装置であって、上側の梁の下面に、重ね板バネの長さに応じて一対のブラケットを下向きに固設し、各ブラケットの下端に重ね板バネの親板の両端取付部をシャックルまたはリンクを介してそれぞれ吊設し、前記柱から遠い方の前記ブラケットに隣接してガセットプレートを、前記上側の梁に下向きに固設し、略三角形状の増幅リンクプレートの頂点を前記重ね板バネのヒンジパッドに枢支連結するとともに、前記増幅リンクプレートの短辺の一方の角部をガセットプレートの下端部に枢支連結し、下側の梁の柱に近接した位置に別のブラケットを上向きに固設し、このブラケットの上端部と前記増幅リンクプレートの短辺の他方の角部とにブレースの両端部をそれぞれ枢支連結したことを特徴とする建物の制振装置。
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