特許
J-GLOBAL ID:200903061303689707

顕微鏡スライドの自動走査

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 正夫 (外11名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-506112
公開番号(公開出願番号):特表2000-501844
出願日: 1996年07月18日
公開日(公表日): 2000年02月15日
要約:
【要約】一連の顕微鏡スライド(S)を自動的に撮像する装置が提供される。スライドは、キャリアの中に設けられていて、カセットの中に装填される。スライドローダ(2)の中の第1のカセットからのスライドキャリアが、カセットから装填ステーションの中に排出され、その後、アクチュエータによって、顕微鏡の対物レンズ(6)の下方のステージの上に動かされる。顕微鏡の対物レンズは、スライド上のサンプルの円形領域の副領域を画像センサ(10)に撮像し、その後、画像は、ディジタル化されて記憶される。ステージ(4)は、ステージ用のキャリア(24)が直線的に動く際に、モータ(22)によって同時に回転され、これにより、サンプル領域の副領域の渦巻状走査が行われる。上記副領域は、エンコーダ(25)からの信号によって決定される走査の間のインターバルでサンプル領域を照射するストロボランプ(12)を用いて順次撮像される。上記渦巻状走査の反対方向に実行することのできる予備走査を用いて、走査の間に使用される焦点アクチュエータ(18)用の焦点データを得ることができる。次のスライドキャリアが走査のためにステージ上に装填されると、以前のキャリアは、シュートの中に排出され、そこから、以前のキャリアは、アクチュエータにより、第1のカセットにおけると同じ向きで別のカセットの中に挿入される。
請求項(抜粋):
顕微鏡スライドによって担持されるサンプルのデジタル画像を準備する方 法であって、撮像対物レンズの光学軸が前記サンプルと交差する所定位置ま でスライドをステージ上で前進させて前記スライドを前記所定位置に固定す る工程と、前記光学軸及び前記サンプルの交点に隣接する副領域を光センサ 上で撮像する工程と、前記サンプルを前記光学軸に交差する平面において動 かして前記サンプルを走査する工程と、前記スライドを解放して該スライド を前記ステージから取り除く工程とを備えており、前記スライドに直交し且 つ前記サンプルの円形領域と同心円状の軸線の回りで、前記ステージを回転 させ、これと同時に、該ステージを前記スライドの平面に対して平行な軸線 に沿って直線的に動かし、これにより、前記光学軸及び前記円形領域の交点 が、前記円形領域の中心と該円形領域の周囲との間で伸長する渦巻状経路に 沿って動くようにすることにより、前記サンプルの円形領域を走査し、同時 に、前記運動の間の前記光センサからの出力をディジタル化して、前記円形 領域を全体としてカバーする複数の副領域から成る一連の渦巻状走査された デジタル画像を生成することを特徴とする方法。
IPC (2件):
G02B 21/26 ,  G02B 21/36
FI (2件):
G02B 21/26 ,  G02B 21/36

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