特許
J-GLOBAL ID:200903061315877509

ナット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鮫島 武信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-301462
公開番号(公開出願番号):特開2001-124043
出願日: 1999年10月22日
公開日(公表日): 2001年05月08日
要約:
【要約】【課題】ボルトに大きな回転抵抗をかけることができて被固定物を固定したナットとボルトとのネジの緩みを確実に防止でき、しかも、ボルトに対するナットの回転操作が容易なナットの提供をを図る。【解決手段】ナット本体2と、ナット本体2に取り付け緩み防止部材3とを備えている。緩み防止部材3は、弾性片32b、32cを備えている。弾性片32b、32cは、押圧部33と、螺旋状に形成された抵抗付与部34とを有する。そして、ナットをボルト100に螺合させて回転操作すると、押圧部33が被固定物Hに当接して押圧され、それに伴って、抵抗付与部34...34が変位してボルト100のネジ山103に当たって弾性力をかけ、これにより、ナットとボルトとのネジの緩みを確実に防止する。
請求項(抜粋):
ナット本体(2) と、弾性を有する板状の緩み防止部材(3) とを備え、ナット本体(2) が、雌ネジ(21)を備え、この雌ネジ(21)が、ナット本体(2) の下面側からボルト(100) の雄ネジ(101) に螺合されて締め付けられることにより、ナット本体(2) の下方側に、ナット本体(2) とボルト(100) とで被固定物(H)を固定できるようになされ、緩み防止部材(3) の径内側に、ボルト(100) にナット本体(2) に対する回転抵抗を付与する抵抗付与部(34)が備えられ、この抵抗付与部(34)がナット本体(2)の雌ネジ(21)の下方側に配位され、更に、緩み防止部材(3) に、押圧部(33)が備えられ、この押圧部(33)が、ボルト(100) とナット本体(2) とで被固定物(H) を固定する際に被固定物(H) から押圧されることにより、抵抗付与部(34)が、ナット本体(2) と螺合したボルト(100) の雄ネジ(101) を押圧し、この押圧によって、抵抗付与部(34)がボルト(100)にナット本体(2) に対する回転抵抗を付与するものとされたことを特徴とするナット。
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平4-157032
  • 特開昭53-113958
  • 特開昭54-033941
全件表示
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-157032

前のページに戻る