特許
J-GLOBAL ID:200903061318469460

大径角形鋼管コーナーR部の熱処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永田 浩一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-144410
公開番号(公開出願番号):特開平6-330177
出願日: 1993年05月25日
公開日(公表日): 1994年11月29日
要約:
【要約】【目的】 冷間塑性成形の大径角形鋼管の各コーナーR部材質の靭性低下、残留応力の解消および断面コーナーR部の整形を目的とする経済的、かつ、不均一熱処理歪が生じない後熱処理。【構成】 冷間塑性加工の厚肉角形鋼管を水平方向に搬送しながら、鋼管の一方端から順次、各コーナーR部をもっぱら加熱し、その加熱温度が低下しないうちにロール成形により鋼管断面のコーナーR部をシャープに成形して、当該材質および構造材の改善を図る装置。
請求項(抜粋):
帯鋼板、一枚鋼板または二枚鋼板を、冷間プレス加工または/および冷間ロール成形加工により折曲げ、その長手方向開口を閉じると共に、突合せ面を溶接して断面角形に成形した単位長の大径角形鋼管を、その長手軸方向に搬送する鋼管供給側水平テーブル、前記テーブルの終端に配設し、前記供給鋼管を加熱装置内に所要速さで連続して搬送するピンチローラ、前記鋼管長手軸に直交する平面内において、各一対の鋼管コーナーR部に対向し、当該コーナーR部付近を均等に、かつ帯状に加熱する手段を有する前記加熱装置、前記鋼管の当該コーナーR付近の鋼管加熱温度が低下しないうちに、四周から鋼管断面を絞り・成形加工をする複数段よりなる成形ローラ、前記断面成形鋼管を受入れる鋼管搬出側水平テーブルよりなり、熱間成形による断面成形および自然放冷または徐冷を施すことにより、鋼管各コーナーR部材質の残留応力を除去し、靭性を回復するようにしたことを特徴とする大径角形鋼管コーナーR部の熱処理装置。
IPC (5件):
C21D 9/08 ,  B21C 37/15 ,  B21D 5/12 ,  C21D 8/10 ,  C21D 11/00 101
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-100632

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