特許
J-GLOBAL ID:200903061320742638

内燃機関の空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-061780
公開番号(公開出願番号):特開平8-232728
出願日: 1995年02月24日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【目的】 排気系集合部の空燃比に基づいていて気筒別の空燃比を推定し、気筒別空燃比フィードバックを行う空燃比制御装置において、空燃比センサの特性が劣化したときでも、空燃比の制御性の悪化を防止する。【構成】 LAFセンサ17の特性劣化判定を行い(S401)、応答特性の劣化を検出したときは、LAFセンサ出力の選択タイミングを変更し(S404)、理論空燃比よりリーン側の出力ずれが所定以上となるリーン劣化を検出したときは、理論空燃比以外の空燃比を目標空燃比とする気筒別空燃比フィードバック制御は停止する(S407)。また、理論空燃比近傍の出力ずれが所定以上となるストイキ劣化を検出したときは、気筒別空燃比制御を停止する(S406)。
請求項(抜粋):
内燃機関の排気系に設けられた空燃比センサと、前記機関の排気系の挙動を記述するモデルに基づいてその内部状態を観測するオブサーバを設定し、前記空燃比センサの出力を入力として各気筒の空燃比を推定する気筒別空燃比推定手段と、該推定した各気筒の空燃比を目標値に収束させるように前記各気筒に供給する混合気の空燃比をフィードバック制御する気筒別フィードバック制御手段とを備えた内燃機関の空燃比制御装置において、前記機関の運転状態を検出する機関運転状態検出手段と、前記機関の所定クランク角度回転毎に、前記空燃比センサの出力をサンプリングし、該サンプリングしたサンプル値を順次記憶するサンプリング手段と、前記機関の運転状態に応じて前記記憶したサンプル値の1つを選択する選択手段と、前記空燃比センサの応答特性の劣化を検出する応答劣化検出手段と、前記空燃比センサの応答特性の劣化を検出したときは、前記選択手段が選択したサンプル値をより遅いタイミングでサンプリングしたものに変更するサンプル値変更手段とを設け、前記気筒別フィードバック制御手段は、該変更されたサンプル値を前記フィードバック制御に使用することを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
IPC (6件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14 ,  F02D 41/36 ,  F02D 45/00 322 ,  F02D 45/00 358 ,  F02D 45/00 368
FI (6件):
F02D 41/14 310 K ,  F02D 41/14 310 L ,  F02D 41/36 A ,  F02D 45/00 322 B ,  F02D 45/00 358 J ,  F02D 45/00 368 G

前のページに戻る