特許
J-GLOBAL ID:200903061321464879

二軸延伸ブロー成形された容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横沢 志郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-048559
公開番号(公開出願番号):特開平8-244746
出願日: 1995年03月08日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】【目的】 液体を充填していない空の状態においては偏平あるいは小さくなるように折り畳むことができる二軸延伸ブロー成形された容器を提案すること。【構成】 PET容器1は、矩形断面をした筒状胴部2と、この胴部2の上端21に連続している先細り形状をした首部3と、この首部3の上端31に形成された開口4と、筒状胴部2の下端に形成した矩形の底部5とを有している。筒状胴部2の四周の側壁22、23、24、25は、その幅方向および高さ方向(軸線方向)の中央部分が内方に湾曲した湾曲壁となっている。これらの側壁の厚さは約0.03mmから約0.07mmの範囲であり、簡単にその中央部分を内側に二つ折りにすることができ、対向する一対の側壁を二つ折りにすることにより、全体して偏平にできる。さらには、高さ方向に折り畳むことにより、元の形状に対して嵩の極めて小さな状態にできる。
請求項(抜粋):
二軸延伸ブロー成形されたプラスチック製容器において、多角形断面をした筒状胴部と、この胴部の上端に連続している先細りの首部と、この首部の上端に形成された開口と、前記筒状胴部の下端に形成した底部とを有し、少なくとも前記筒状胴部の各側壁は、当該筒状胴部の軸線方向に直交する方向に切断した場合に、両側部分に比べて中央部分が内方に湾曲した湾曲状側壁となるように形成されており、各側壁の面外剛性は、これらをその中央部分を中心として内方に二つ折りにすることのできる程度の低い値に設定されており、前記各側壁を二つ折りにすることにより、前記筒状胴部を偏平な状態に折り畳むことが可能となっていることを特徴とする二軸延伸ブロー成形された容器。

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