特許
J-GLOBAL ID:200903061326507380
雑音低減処理方法、その装置及びプログラム記憶媒体
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-252709
公開番号(公開出願番号):特開2000-082999
出願日: 1998年09月07日
公開日(公表日): 2000年03月21日
要約:
【要約】【課題】 S/Nに影響されず、処理遅延が少なく、しかも聴感上の音質劣化を少なくする。【解決手段】 入力信号を複数の周波数帯域に分割し(22)、その帯域ごとにパワーを計算し(24)、各帯域入力信号を用いて、瞬時目的音声信号に対する雑音比率を推定し(201)、その瞬時S/Nに基づいて各帯域のゲインファクターを決定し(27)、各帯域入力信号に対し、ゲインファクターを用いて雑音を低減し(28)、瞬時S/Nの長時間平均値を計算し(52)、その長時間平均値に基づき加算割合を決定し(53)、各帯域入力信号と雑音低減信号とを加算割合で加算し(54)、その加算信号を全周波数帯域にわたり時間領域信号に変換する(29)。
請求項(抜粋):
目的となる音声信号と雑音信号とが混在する入力信号からその雑音信号を低減する雑音低減処理方法において、前記入力信号を複数の周波数帯域に分割する周波数帯域分割過程と、前記周波数帯域分割過程によって各周波数帯域に分割された入力信号に対して前記各周波数帯域毎にパワーを計算する入力信号パワー計算過程と、前記周波数帯域分割過程によって各周波数帯域に分割された入力信号を用いて前記各周波数帯域中における瞬時目的音声信号に対する雑音の比率を推定する過程と、前記推定された瞬時目的音声信号対雑音比率に基づいて前記各周波数帯域毎のゲインファクターを決定するゲインファクター計算過程と、前記周波数帯域分割過程によって各周波数帯域に分割された入力信号に対して前記ゲインファクターに基づき雑音を低減する雑音低減過程と、前記推定された瞬時目的音声信号対雑音比率の長時間平均値を計算する過程と、前記周波数帯域分割過程によって各周波数帯域に分割された入力信号と前記雑音低減過程によって雑音が低減された信号との加算割合を前記長時間平均値に基づいて前記各周波数帯域毎に決定する過程と、前記周波数帯域分割過程によって各周波数帯域に分割された入力信号と前記雑音低減過程によって雑音が低減された信号とを前記決定された加算割合に基づいて加算して帯域出力信号を求める過程と、前記帯域出力信号から全周波数帯域にわたる信号を合成する過程とを有することを特徴とする雑音低減処理方法。
IPC (3件):
H04B 15/00
, G10L 11/00
, G10L 21/02
FI (3件):
H04B 15/00
, G10L 7/04 Z
, G10L 9/00 F
Fターム (6件):
5K052AA01
, 5K052BB23
, 5K052DD02
, 5K052EE04
, 5K052FF31
, 5K052GG19
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