特許
J-GLOBAL ID:200903061333862454

接触帯電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-136193
公開番号(公開出願番号):特開平5-303260
出願日: 1992年04月27日
公開日(公表日): 1993年11月16日
要約:
【要約】【目的】感光体12にピンホールhが存在しても、菱形状14の異常画像が生じることなく、また十分な耐電圧を持った帯電部材2を製作すると共に、帯電音の発生を抑える。【構成】帯電部材2の抵抗体6を、第一抵抗体膜7及び第二抵抗体膜9の多層膜により構成し、1[cm2]当たりの第一抵抗体膜9及び第二抵抗体膜7と、導電性基体5との抵抗値をそれぞれRT及び、RUとすると、RTが105[Ω]〜109[Ω]の範囲にあり、かつRT/RUが1/10以上の関係を満たすことで、菱形状14の異常画像の発生を抑え、また、RTが105[Ω]〜109[Ω]の範囲にあり、かつRT/RUが1/10以下の関係を満たすことで、第一抵抗体膜9の膜圧が薄くても十分な耐電圧を確保する。また、抵抗体6を発泡部材により製作するか、若しくは抵抗体6の一部に散在させるかにより、抵抗体6の硬度を小さくして、帯電音を抑える。
請求項(抜粋):
少なくとも2層以上の抵抗体膜を積層してなる抵抗体が、導電性基体を覆設してなる帯電部材と、該帯電部材に電圧を印加する電源と、を備えた接触帯電装置において、前記抵抗体における最表面層を第一抵抗体膜とし、該第一抵抗体膜以外の抵抗体を第二抵抗体膜として、前記導電性基体と、1[cm2 ]の前記第一抵抗体膜表面と、の抵抗値を第一抵抗値RT とし、前記導電性基体と、1[cm2 ]の前記の第二抵抗体膜表面と、の抵抗値を第二抵抗値RU とすると、前記第一抵抗値RT が、105 [Ω]≦RT ≦109 [Ω]の範囲にあり、かつ前記第二抵抗値RU との比が、1/10≦RT /RUの関係を満たす、ことを特徴とする接触帯電装置。

前のページに戻る