特許
J-GLOBAL ID:200903061334670001
リングバインダー用ディスペンサ容器
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-503198
公開番号(公開出願番号):特表平10-502322
出願日: 1995年06月09日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】この薄型のディスペンサ容器(10)は、周縁部を有したハウジングを備えている。周縁部には、リングバインダーに取り付けることができる通し開口、若しくは、ポケットフォルダや書類ばさみ等に係合させることができるフック状の部分を備えている。ディスペンサ容器(10)は、柔軟性を有するシート(14)の積層体(12)と、閉鎖容器とを備えている。シートは、連続的に積み重ねられたシートの第1端と第2端とを隣接させるようにして、感圧接着剤層によって互いに接着している。スロット付きの上壁を有する閉鎖容器内に、シートの積層体を配置する。シートの積層体(12)の最上層のシートの第1端部(15)は、スロットから突出している。この最上層のシートをスロットから引き出すと、その下の第1の下層シートの第1端部(15)は、最上層のシートの第2端部と共にスロットを通って移動する。最上層のシートを第1の下層シートの第1端部から完全に剥離した後には、第1の下層シートの第1端部(15)が、スロットから突出した状態になる。
請求項(抜粋):
柔軟性を有する複数のシートと、閉鎖容器とを備え、 各シートは、間隔をおいて設けた第1端と第2端とを有し、該第1端と第2端との間に所定の均一長さを有し、主要上面とその反対側の主要底面とを有してなるバッキングを備え、少なくとも上記第2端に近接する上記底面の第2端部に、感圧接着剤層を有する一方、該感圧接着剤層を、その下のシートの第1端に近接する下層のシートの上面の一部に接着することによって、上記シートを互いに剥離可能に接着し、シートの隣合う端を整列させ、かつ、連続的に重なるシートの第1端と第2端とを隣接させた状態で、シートの積層体を形成するようにし、さらに、上記第1端に近接する上記シートの第1端部が、シートの積層体の下層のシートに接着するのを制限するかあるいは防止するための手段を有し、 閉鎖容器は、対向主要面を有しかつ相対する上壁と底壁とを備え、相対向する壁は、それぞれ、周縁部と、該周縁部に囲まれた中央部とを有し、上記上壁と底壁との両主要面は、上記周縁部に沿って、面と面とを互いに付着して、上記壁の中央部がチャンバを構成するようにし、上記上壁は、該上壁の主要面間にエッジ面を有し、これにより、ほぼ中央に設けた横断スロットを構成し、上記エッジ面は、間隔をおいて設けた相対向するエッジ面であり、上記チャンバの一方の側部沿いの上記周縁部は、間隔をおいて設けた通し開口を有し、これにより、リング式バインダーのリングを受け入れることができるようにし、 上記シートの端を上記第1エッジ面及び第2エッジ面にほぼ平行に設け、かつ、シートの積層体の最下層のシートを上記底壁に近接した位置に設け、かつ、上記最上層のシートの第1端部を、上記スロットから突出させるとともに、上記相対向するエッジ面の一方に支持されるようにした状態で、上記シートの積層体を上記チャンバ内に配置し、そうすることによって、最上層のシートの上記第1端部を上記スロットから引き出すと、その下の第1の下層シートの第1端部が、上記最上層のシートの第2端部と共に上記スロットを通って移動し、上記最上層のシートを、第1の下層シートの第1端部から完全に剥離した後、第1の下層シートの第1端部が、上記スロットから突出するとともに、相対向する上記エッジ面の他方に支持されるようにし、最上層のシートを剥離するのと同様の方法で、把持して手で剥離することができるようにしたディスペンサ容器。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
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