特許
J-GLOBAL ID:200903061343566705
自動閉止式の引戸
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
折寄 武士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-230666
公開番号(公開出願番号):特開2004-068458
出願日: 2002年08月07日
公開日(公表日): 2004年03月04日
要約:
【課題】戸本体がばねユニットにより閉じ側へ向かって移動付勢されている自動閉止式の引戸において、構造が簡単で安価に製造できる減速機構を採用する。【解決手段】摩擦減速機構Sは、ガイドレール3側に固定の摩擦板14と、ガイドレール3内で走行自在に組み込まれたブレーキユニット15とからなる。ブレーキユニット15は、摩擦ローラ18と、カム20とを備えている。ブレーキユニット15に戸尻側のランナユニット4bが衝突すると、カム20により摩擦ローラ18が摩擦板14に強く押し付けられ、弾性変形しながら強制回転を受けることで制動作用を果たす。これで、ばねユニット5の閉じ操作力が漸減し、戸本体2が緩やかに閉止移動する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
戸枠1の上側に装着されたガイドレール3と、ガイドレール3に左右方向へ移動可能に案内支持されるランナユニット4a・4bと、ランナユニット4a・4bに吊り下げ保持される戸本体2とを備えており、
戸本体2が、ばね部材6を含むばねユニット5により、閉じ側へ向かって移動付勢されている自動閉止式の引戸において、
ばねユニット5による戸本体2の閉じ方向への移動速度を漸減させるブレーキユニット15が、ガイドレール3内で左右方向に走行自在に組み込まれており、
ガイドレール3の内壁面には摩擦板14が配設されており、
ブレーキユニット15は、ガイドレール3内を走行するユニット本体17と、摩擦板14に接触してばねユニット5の閉じ操作力に抗するよう制動作用を発揮する摩擦ローラ18と、ユニット本体17に設けた軸19で揺動可能に軸支されて制動作用時に摩擦ローラ18を摩擦板14に押し付けるカム20とを含み、
摩擦ローラ18は、摩擦板14に接触するブレーキ位置と、摩擦板14に対して非接触になるブレーキ解除位置との間で移動可能に支持されており、
カム20は、閉じ方向へ移動するランナユニット4bの移動操作力を受け止める力点部30と、摩擦ローラ18を摩擦板14に押し付ける作用点部31とを有し、作用点部31が摩擦ローラ18をブレーキ位置に変位させる作動位置と、摩擦ローラ18をブレーキ解除位置に変位させる待機位置との間にわたって往復揺動できるように軸19で軸支され、ばね部材34で待機位置にあるよう付勢されており、
戸本体2の閉じ操作により、ランナユニット4bが力点部30に衝突して作動位置にカム20が移動すると、作用点部31が摩擦ローラ18を摩擦板14に押し付け、該摩擦ローラ18が弾性変形しながら強制回転を受けることにより、ばねユニット5の閉じ操作力を漸減させる制動作用が発揮されるようにしてあり、
戸本体2を開き操作したときには、ばね部材34の付勢力によりカム20は待機位置に移動し、摩擦ローラ18がブレーキ位置からブレーキ解除位置に移動して、前記制動作用が解除されるようにしてある自動閉止式の引戸。
IPC (3件):
E05F5/00
, E05F1/16
, E05F5/02
FI (3件):
E05F5/00 A
, E05F1/16 C
, E05F5/02 A
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