特許
J-GLOBAL ID:200903061350071894

ピボット玉軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 堅太郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-280278
公開番号(公開出願番号):特開平9-119432
出願日: 1995年10月27日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】【課題】 ボールやボール受面の摩耗を抑え、耐久性を向上させることができるピボット玉軸受を提供すること。【解決手段】 各ボール33が、スラスト荷重の加わる回転軸28の先端面29とカップ34のボール受面35とに囲まれて、三点当りする。回転軸先端面29は、回転軸の軸心Oを中心とする回転対称形として、スラスト荷重の作用方向から鈍角の角度αでかつ回転軸28の軸心Oの交差方向で各ボール33と接触する傾斜接触面41を備える。ボール受面35は、回転軸の軸心Oを中心とする回転対称形として、傾斜接触面とボールとの接触部位41a・33aから傾斜接触面41の直交方向の近傍に相互の交点44を有するとともに、相互に鈍角の角度βで交差して、傾斜接触面41と協働しつつ回転軸28の半径方向外方と半径方向内方とへの各ボール33の移動を規制する2つの規制接触面42・43を備える。
請求項(抜粋):
スラスト荷重の加わる回転軸の先端面を、カップ内のボール受面に配置させた複数のボールで支持し、各ボールが、前記回転軸先端面と前記ボール受面とに囲まれて、三点当りするピボット玉軸受であって、前記回転軸先端面若しくは前記ボール受面の一方が、前記回転軸の軸心を中心とする回転対称形として、前記スラスト荷重の作用方向から鈍角の角度でかつ前記回転軸の軸心の交差方向で前記各ボールと接触する傾斜接触面を備え、前記回転軸先端面若しくは前記ボール受面の他方が、前記回転軸の軸心を中心とする回転対称形として、前記傾斜接触面と前記ボールとの接触点から前記傾斜接触面の直交方向の近傍に相互の交点を有するとともに、相互に鈍角の角度で交差して、前記傾斜接触面と協働しつつ前記回転軸の半径方向外方と半径方向内方とへの前記各ボールの移動を規制する2つの規制接触面を備えて、構成されていることを特徴とするピボット玉軸受。
IPC (3件):
F16C 19/12 ,  F04D 13/02 ,  F04D 29/04
FI (3件):
F16C 19/12 ,  F04D 13/02 C ,  F04D 29/04 A

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