特許
J-GLOBAL ID:200903061359036994

油圧ポンプ流量制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-318079
公開番号(公開出願番号):特開平8-177745
出願日: 1994年12月21日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】油圧ポンプ流量制御装置において、制御精度及び信頼性を高める。【構成】油圧ポンプ1の吐出管路に機械式流量検出機構6を設け、その出力部材6gと4ポート比例電磁弁4のスプール4bとの間にフィードバックばね8を配置し、油圧ポンプの吐出流量を比例電磁弁に機械的にフィードバックする。制御ユニット5より比例電磁弁のソレノイドにポンプ吐出流量の目標値に応じた制御電流を出力する。
請求項(抜粋):
可変容量型の油圧ポンプと、その油圧ポンプの押しのけ容積可変機構を作動させる調整アクチュエータと、油圧源からその調整アクチュエータへ導かれる圧油を制御する比例電磁弁と、その比例電磁弁に入力信号に応じた制御信号を出力する制御部とを備えた油圧ポンプ流量制御装置において、前記油圧ポンプの吐出管路に、その油圧ポンプの吐出流量に応じて変位する出力部材を備えた機械式流量検出手段を設け、前記調整アクチュエータにピストンで区分された2つの室を有する対称シリンダを用い、前記比例電磁弁は、前記油圧源及びタンクにそれぞれ接続されるポンプポート及びタンクポート及び前記対称シリンダの2つの室にそれぞれ接続される2つのアクチュエータポートを有し、ソレノイドの電磁力に応じてスプールを変位させ前記ポンプポート及びタンクポートを前記2つのアクチュエータポートに選択的に連通させる4ポート比例電磁弁であり、前記機械式流量検出手段の出力部材と前記比例電磁弁のスプールとの間に、前記機械式流量検出手段の出力部材の変位に応じて撓み前記ソレノイドの電磁力に抗して前記スプールを付勢するフィードバックバネを配置し、前記制御部より前記比例電磁弁のソレノイドに前記油圧ポンプの吐出流量の目標値に応じた制御電流を出力することを特徴とする油圧ポンプ流量制御装置。

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