特許
J-GLOBAL ID:200903061361507554

射出成形機における圧力検出装置の零点補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹本 松司 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-019829
公開番号(公開出願番号):特開平7-205229
出願日: 1994年01月21日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】【目的】 スクリュー等の部材に未知の外力が作用しているような場合であっても、圧力検出器の零点補正を正確に行うことのできる零点補正方法を提供すること。【構成】 射出用サーボモータM1を積極的に駆動制御してスクリュー2に推力を与え、この既知の推力と実際の圧力検出器4の読みとを比較し、その偏差を補正値とする。射出用サーボモータM1を積極的に駆動制御するため、スクリュー2に対して未知の外力が作用している場合であっても、スクリュー2と射出用サーボモータM1との間の動力伝達部材に作用する力は射出用サーボモータM1の出力と等しくなる。従って、駆動源を駆動制御せずに停止した状態でスクリュー2に作用する外力を零と仮定し、その時の圧力検出器4の読みを補正値とする従来技術では誤差要因となっていた外力の影響を排除することができ、圧力検出器4の零点補正をより正確に行うことができる。
請求項(抜粋):
射出力伝達部材に作用する正逆方向の圧力を検出する圧力検出器を配備してスクリューに作用する圧力を検出するようにした射出成形機において、駆動源によりスクリューに対して所定の推力を正逆に与え、前記推力を正方向に与えたときの圧力検出器の出力の値と前記推力を逆方向に与えたときの圧力検出器の出力の値との平均値を求め、この平均値を零点補正用の補正値とすることを特徴とした射出成形機の圧力検出装置の零点補正方法。
IPC (3件):
B29C 45/50 ,  B22D 17/32 ,  B29C 45/77
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-213323
  • 特開平3-213323

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