特許
J-GLOBAL ID:200903061365603795

無線通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉浦 正知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-231174
公開番号(公開出願番号):特開平11-074861
出願日: 1997年08月27日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】【課題】 高速データ伝送が可能であると共に、多数の同期用ビットを設けることなく、送受信タイミングの設定を行える無線通信システムを提供する。【解決手段】 複数の無線通信端末と、無線通信の制御を行う無線通信制御端末とから無線通信システムを構成する。各無線通信端末及び無線通信制御端末間では、OFDM方式でデータ通信を行う。そして、所定シンボル数のフレーム構造でTDMA方式でデータの多重化を行い、無線制御端末は、フレーム毎に複数の無線通信端末に同期獲得用の符号を送り、各無線通信端末は、同期獲得用の符号を受信し、同期獲得用の符号の受信タイミングによりタイマを設定し、タイマを基準にして送信及び受信タイミングを設定する。OFDM方式を用いると、ジッタが生じても、誤りなく復調することができる。そして、1フレームの先頭のM系列を基準にして送受信タイミングが設定されるため、各無線通信端末のタイマは等しく設定され、受信時には、この時間情報を利用して、フレーム内の必要なシンボルのみ復調してデータを再生することができる。
請求項(抜粋):
データ通信を行う複数の無線通信端末と、無線通信の制御を行う無線通信制御端末とからなる無線通信システムにおいて、上記無線通信制御端末は、データの送受信をOFDM方式で行う送信手段及び受信手段と、同期獲得用の符号系列を発生する同期符号発生手段とを備え、上記無線通信端末は、データの送受信をOFDM方式で行う送信手段及び受信手段と、同期獲得用の符号系列を検出する同期符号検出手段と、上記同期符号検出手段により設定されるタイマ手段とを備え、上記複数の無線通信端末及び上記無線通信制御端末の夫々の間は、OFDM方式でデータを変調し、所定シンボル数のフレーム構造でTDMA方式でデータの多重化を行い、上記無線通信制御端末は、上記フレーム毎に上記複数の無線通信端末に上記同期獲得用の符号を送り、上記各無線通信端末は、上記同期獲得用の符号を受信し、上記同期獲得用の符号の受信タイミングにより上記タイマを設定し、上記タイマを基準にして送信及び受信タイミングを設定するようしたことを特徴とする無線通信システム。
IPC (5件):
H04J 11/00 ,  H04J 3/00 ,  H04L 27/18 ,  H04L 27/22 ,  H04L 12/28
FI (5件):
H04J 11/00 Z ,  H04J 3/00 H ,  H04L 27/18 Z ,  H04L 27/22 C ,  H04L 11/00 310 B
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-191423
  • ユニークワード検定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-340625   出願人:松下電器産業株式会社

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