特許
J-GLOBAL ID:200903061376309813

インクパッケージ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 兼子 直久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-000559
公開番号(公開出願番号):特開平11-192718
出願日: 1998年01月05日
公開日(公表日): 1999年07月21日
要約:
【要約】【課題】 バネ部材を使用することなく、印字ヘッドへ供給されるインクに負圧を加えることができるインクパッケージを提供すること。【解決手段】 インクカートリッジ30の内部パッケージ31aは外部パッケージ31bに被包され、内部パッケージ31aに密封されたインクはインク抽出部材により印字ヘッドへ供給されて印刷が行われる。この外部パッケージ31bを形成する積層構造フィルム材は内部パッケージ31aを形成する積層構造フィルム材より形状復元性が大きくされている。よって、インクを抽出することにより、インク密封部31a2の内圧が低圧の負圧へ低下して、内部パッケージ31aの形状変化を抑制することが困難になっても、外部パッケージ31bの形状変化は抑制され、外部パッケージ31bの内空間31b2の内圧が負圧に維持されて、内空間31b2の内圧とインク密封部31a2の内圧との均衡により、内部パッケージ31aの内圧が適度な負圧に維持される。
請求項(抜粋):
印字ヘッドへ供給されて印刷に使用されるインクを密封するインクパッケージにおいて、前記インクが密封され形状復元性を有するフィルム材で形成された内部パッケージと、その内部パッケージを被包すると共に、形状復元性を有するフィルム材で形成された外部パッケージと、前記内部パッケージと外部パッケージとの間に形成された間隙とを備えていることを特徴とするインクパッケージ。

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