特許
J-GLOBAL ID:200903061382196982
通信ネットワークを介したニューラルネットワーク処理システム及びそのプログラムを格納したプログラム記憶媒体
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-147856
公開番号(公開出願番号):特開2002-342739
出願日: 2001年05月17日
公開日(公表日): 2002年11月29日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 未知入力信号を追加学習入力信号として蓄積する学習処理ニューラルネットワークを有するサーバシステムと、実行処理ニューラルネットワークを有するクライアントシステム。【解決手段】 学習処理ニューラルネットワークサーバシステム10にて、予め準備された基本学習データに対して学習処理ニューラルネットワーク12の基本学習を施し、その結合重み係数をネットワークを介して各実行処理ニューラルネットワーククライアントシステム20に送り、実行処理ニューラルネットワーク23に設定し、実行処理を行う。クライアント20にて誤答判定された未知入力信号が検出されると、通信ネットワークを介してサーバシステム10に送り、追加学習データとして教師信号と対応付け、学習処理ニューラルネットワーク12の追加学習を行ない、得られた結合重み係数を各クライアント20の実行処理ニューラルネットワーク23に設定し実行処理を行う。
請求項(抜粋):
基本学習入力信号と該基本学習入力信号に予め割当てられた教師信号とからなる1種類以上の基本学習データを記憶する基本学習データ記憶手段11と、入力に対して1つ以上並列接続され、該基本学習データにそれぞれ対応したニューラルネットワークから少なくとも構成された並列学習処理ニューラルネットワーク手段12と、該並列学習処理ニューラルネットワーク手段12の学習処理によって、該基本学習データを少なくとも用いて学習させた該ニューラルネットワークそれぞれの結合重み係数を得、少なくとも該結合重み係数からなる並列実行パラメータを記憶する並列実行パラメータ記憶手段13と、該並列実行パラメータを通信ネットワークを介して、1つ以上のクライアントシステム20に配送するデータ送受信手段15とを少なくとも有したサーバシステム10を有し、前記クライアントシステム20は、該サーバシステム10から該並列実行パラメータを受信するデータ送受信手段21と、受信された該並列実行パラメータを記憶する並列実行パラメータ記憶手段22と、受信された該並列実行パラメータを該並列記憶手段22から読み出し、該並列実行パラメータ内の前記結合重み係数をそれぞれ設定した、入力に対して1つ以上の並列接続されたニューラルネットワークから少なくとも構成された、出力状態判定機能を有する並列実行処理ニューラルネットワーク手段23とを、少なくとも有し、該並列実行処理ニューラルネットワーク手段23を用いて、該並列実行処理ニューラルネットワーク手段23の入力信号に対する出力信号と該出力信号の状態を示す出力状態判定信号とを送出することを特徴とするニューラルネットワーク処理システム。
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