特許
J-GLOBAL ID:200903061385115568

複数OSにおけるフアイルアクセス処理方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 境 廣巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-244698
公開番号(公開出願番号):特開平5-053889
出願日: 1991年08月29日
公開日(公表日): 1993年03月05日
要約:
【要約】【目的】 複数のOSを具備した計算機システムにおいて、アクセスしたいファイルを管理するOSを意識せずにファイルアクセス要求が出せるようにする。【構成】 OSaのファイルアクセス要求受信手段11はOSbの管理下のファイルへのアクセス要求を受信すると、ファイル所在判定手段12はそれがOSbの管理しているファイルに対するものであることを判定し、アクセスコマンド変換手段13はその要求をアクセスコマンド変換テーブル41を参照してOSbで解釈可能なアクセスコマンドに変換し、アクセスコマンド通知手段14はそれをOSbに通知する。OSbのアクセスコマンド受信手段25はOSaから通知されたアクセスコマンドを受信し、ファイル所在確認手段26は自OSb管理下のファイルに対するものであることを再度確認し、アクセスコマンド実行手段27はそのアクセスコマンドを実行してファイル記憶手段28によりファイルに対する処理を行う。
請求項(抜粋):
複数のOSを具備した計算機システムにおいて、前記各OSからアクセス可能なアクセスコマンド変換テーブルを備えると共に、前記各OSに、ファイルへのアクセス要求を受信するファイルアクセス要求受信手段と、該ファイルアクセス要求受信手段で受信されたファイルアクセス要求がどのOSの管理しているファイルに対するものであるかを判定するファイル所在判定手段と、該ファイル所在判定手段により識別された、他のOSで管理しているファイルへのファイルアクセス要求を、前記アクセスコマンド変換テーブルを参照して前記他のOSが解釈可能なアクセスコマンドに変換するアクセスコマンド変換手段と、該アクセスコマンド変換手段で得られたアクセスコマンドを前記他のOSに通知するアクセスコマンド通知手段と、他のOSから通知されたアクセスコマンドを受信するアクセスコマンド受信手段と、前記ファイル所在判定手段により判定された、自OSで管理しているファイルへのファイルアクセス要求にかかるアクセスコマンド、および、前記アクセスコマンド受信手段で受信されたアクセスコマンドにつき自OS管理下のファイルに対するものであるかを再度確認するファイル所在確認手段と、該ファイル所在確認手段で自OS管理下のファイルに対するものであることが確認されたアクセスコマンドを実行するアクセスコマンド実行手段と、該アクセスコマンド実行手段により実行されたアクセスコマンドに従ってファイルに対する処理を行うファイル記憶手段とを備えることを特徴とする複数OSにおけるファイルアクセス処理方式。
IPC (2件):
G06F 12/00 514 ,  G06F 9/46 340

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