特許
J-GLOBAL ID:200903061400084801

超音波探触子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-326344
公開番号(公開出願番号):特開平11-155863
出願日: 1997年11月27日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【課題】 超音波造影剤に超音波を照射した時に、超音波造影剤の非線形的挙動に基づいて発生する高調波成分を効率よく受信可能な超音波探触子を提供する。【解決手段】 一つのケース内に送信用の圧電超音波振動子3と受信用の高分子圧電振動子1を収納し、圧電超音波振動子3は、超音波造影剤の共振周波数又は前記超音波造影剤の共振周波数に対して特定の関係を有する周波数に、一致する共振周波数又は反共振周波数を有し、一方受信用の高分子圧電振動子1は、非共振型の振動子であり、超音波造影剤の非線形的挙動に基づいて発生する高調波成分をも受信可能とする。また、送信用の圧電超音波振動子3の前面に音響整合層2を設け、更にその前面に受信用の高分子圧電振動子1を重ねて配設することにより、人体内の血管や周辺部に毛細血管の集中した癌組織など注入した超音波造影剤が存在する部位だけを他の部位より鮮明に描出可能とする。
請求項(抜粋):
超音波造影剤に超音波を照射し、人体内で注入した超音波造影剤が存在する部位だけを鮮明に描出するいわゆるハーモニックイメージング法を用いた超音波診断装置に使用する超音波探触子において、前記超音波探触子の1つのケース内に、送信用超音波振動子と受信用超音波振動子とが収納され、前記送信用超音波振動子は、前記超音波造影剤の共振周波数又は前記超音波造影剤の共振周波数に対して特定の関係を有する周波数に、一致する共振周波数又は反共振周波数を有し、前記受信用超音波振動子は、非共振型の振動子であり、前記超音波造影剤の非線形的挙動に基づいて発生する高調波成分をも受信可能なことを特徴とする超音波探触子。
IPC (3件):
A61B 8/08 ,  H04R 17/00 330 ,  H04R 17/00 332
FI (3件):
A61B 8/08 ,  H04R 17/00 330 K ,  H04R 17/00 332 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭57-141199
  • 超音波探触子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-076474   出願人:松下電器産業株式会社
  • 特開昭55-140392
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