特許
J-GLOBAL ID:200903061414123605
アルミ系ワークの重ね合わせアーク溶接方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北村 欣一 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-165051
公開番号(公開出願番号):特開平11-347742
出願日: 1998年06月12日
公開日(公表日): 1999年12月21日
要約:
【要約】【課題】 上下に重ね合わせたアルミ系ワーク1,2をプラズマアーク溶接トーチ3を用いてアーク溶接する方法において、上側のワーク1の穴明けと下側のワーク2の溶融池の形成とを安定して効率良く行い得られるようにし、溶接品質の向上と溶接作業の能率アップとを図る。【解決手段】 上側のワーク1に穴6を明ける前に、正極性よりも逆極性の比率を大きくした極性比率で上側のワーク1にプラズマアークaを入射し、上側のワーク1の酸化皮膜1aを除去する、また、穴明け後にも、上記と同様の極性比率で下側のワーク2に穴6を通してプラズマアークaを入射し、下側のワーク2の酸化皮膜2aを除去する。上側のワーク1の穴明けや下側のワーク2の溶融池7の形成は、逆極性の比率を下げて行う。
請求項(抜粋):
上下に重ね合わせたアルミ系材料から成るワークの重ね合わせ部をプラズマアーク溶接トーチを用いてアーク溶接する方法であって、上側のワークにプラズマアークを入射して、上側のワークに穴を明ける穴明け工程と、下側のワークに前記穴を通してプラズマアークを入射して、下側のワークに溶融池を形成する溶融池形成工程と、プラズマアーク内に溶加材を送り込んで前記溶融池及び前記穴を埋める穴埋め工程とを実行するものにおいて、前記穴明け工程の前に、正極性よりも逆極性の比率を大きくした極性比率で上側のワークにプラズマアークを入射して、上側のワークの酸化皮膜を除去する第1のクリーニング工程を実行すると共に、前記溶融池形成工程の前に、正極性よりも逆極性の比率を大きくした極性比率で下側のワークに前記穴を通してプラズマアークを入射して、下側のワークの酸化皮膜を除去する第2のクリーニング工程を実行し、これら各クリーニング工程よりも逆極性の比率を下げた極性比率で前記穴明け工程と前記溶融池形成工程とを実行する、ことを特徴とするアルミ系ワークの重ね合わせアーク溶接方法。
IPC (5件):
B23K 10/02
, B23K 9/02
, B23K 9/23
, B23K 10/00 502
, B23K103:10
FI (4件):
B23K 10/02 A
, B23K 9/02 S
, B23K 9/23 F
, B23K 10/00 502 B
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