特許
J-GLOBAL ID:200903061414741449

ヒドロキシ芳香族ケトン化合物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 成瀬 勝夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-309812
公開番号(公開出願番号):特開平6-135884
出願日: 1992年10月26日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】【目的】 回収可能なルイス酸触媒を用いて、ヒドロキシ芳香族ケトン化合物を製造する。【構成】 芳香族エステル化合物から、転位反応によりヒドロキシ芳香族ケトン化合物を得る方法において、一般式RE(OSO2 Rf)3 (但し、式中RE:希土類原子、Rf:ペルフルオロアルキル基又はペルフルオロアルコキシ基)で表される希土類系触媒を使用するヒドロキシ芳香族ケトン化合物の製造方法であり、また、反応終了後に希土類系触媒を回収して、反応触媒として再使用するヒドロキシ芳香族ケトン化合物の製造方法である。【効果】 芳香族エステル化合物からヒドロキシ芳香族ケトン化合物を製造する際、従来困難であった触媒の回収再使用が可能となった。このことによる工業的かつ実用的価値は大きい。
請求項(抜粋):
下記一般式(1)【化1】(ただし、式中Arは置換または非置換の芳香族基、Rは置換または非置換の炭化水素基を示す)で表される芳香族エステル化合物から、転位反応により、下記式一般式(2)【化2】(ただし、式中Arは置換または非置換の芳香族基、Rは置換または非置換の炭化水素基を示す)で表されるヒドロキシ芳香族ケトン化合物を得る方法において、下記一般式(3)RE(OSO2 Rf)3 ...(3)(ただし、式中REは希土類原子であり、Rfはペルフルオロアルキル基またはペルフルオロアルコキシ基を示す)で表される希土類系触媒を用いることを特徴とするヒドロキシ芳香族ケトン化合物の製造方法。
IPC (4件):
C07C 49/825 ,  B01J 31/12 ,  C07C 45/54 ,  C07B 61/00 300

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