特許
J-GLOBAL ID:200903061416654985

(メタ)アクリル単量体及びビニル単量体を制御下でラジカル重合又は共重合する方法並びに該方法により得られる(共)重合体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-187749
公開番号(公開出願番号):特開平10-081706
出願日: 1997年06月27日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】 種々の重合パラメータに関してより良い制御が行え、しかもブロック共重合体が得られるラジカル重合法及び該方法により得られる(共)重合体を提供する。【解決手段】 塩化アレーンスルホニル以外の少なくとも一つのラジカル発生剤化合物と、次式(I):MAa(L)n〔式中、MはNi、Pd、又はPtを表し;Aはハロゲン又は擬ハロゲン化物を表し;Lは金属Mの配位子を表すが、N、P、As、Sb、及びBiのうちの少なくとも一つを含有する配位子から独立して選ばれ、これらの配位子のうちの少なくとも二つが、一つ以上の二価基によって互いに連結されていてもよく;aは1から5までの整数であり;nは1から4までの整数であり;錯体の配位数を表すa+nは4≦a+n≦6である〕で表される金属錯体を有する少なくとも一つの触媒とを含んでなる開始剤系の存在下で、0°C程度に低くてもよい温度において、少なくとも一つの(メタ)アクリル単量体及び/又はビニル単量体をバルク、溶液、乳濁液、又は懸濁液中で重合又は共重合する。
請求項(抜粋):
(メタ)アクリル単量体及び/又はビニル単量体を制御下でラジカル重合又は共重合する方法であって、0°C程度に低くてもよい温度において、バルク、溶液、乳濁液、又は懸濁液中で、(1)塩化アレーンスルホニル以外の少なくとも一つのラジカル発生剤化合物と、(2)以下の式(I):MAa(L)n (I)〔式中、MはNi、Pd、又はPtを表し;Aはハロゲン又は擬ハロゲン化物を表し;Lは金属Mの配位子を表すが、N、P、As、Sb、及びBiのうちの少なくとも一つを含有する配位子から独立して選ばれ、これらの配位子のうちの少なくとも二つが、一つ以上の二価基によって互いに連結されていてもよく;aは1から5までの整数であり;nは1から4までの整数であり;この錯体の配位数を表すa+nは、4≦a+n≦6である〕で表される金属錯体からなる少なくとも一つの触媒と、を含んでなる開始剤系の存在下で、少なくとも一つの該単量体を重合又は共重合することを特徴とする前記方法。
IPC (5件):
C08F 4/26 ,  C08F 2/00 ,  C08F 12/08 ,  C08F 14/06 ,  C08F 20/16
FI (5件):
C08F 4/26 ,  C08F 2/00 ,  C08F 12/08 ,  C08F 14/06 ,  C08F 20/16
引用特許:
審査官引用 (4件)
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