特許
J-GLOBAL ID:200903061418547906

蒸発燃料濃度計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-240125
公開番号(公開出願番号):特開平8-105865
出願日: 1994年10月04日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【目的】 自動車等のエンジンへの燃料供給系に適用して好適な構造を有する蒸発燃料濃度計測装置を提供する。【構成】 所定周期(To)に同期し且つこれより短期間(τs )において超音波送受信ユニット(21)に超音波駆動用バースト信号(B) を供給し、反射波信号(C) を波形整形回路(44)で整形する。合成回路(45)が超音波の発生時を示す第1のパルスと反射波の検出時を示す第2のパルスを有する合成信号(E) を形成する。伝搬遅延時間記憶回路(46)が第1のパルスと第2のパルスとの時間間隔を求め、擬似信号発生回路(47)が、分周回路(39)からのトリガ信号(Sf ) ( 前記周期(To)の1/2n の周期(Tf ) に設定されている)に同期して、第1,第2のパルスを複写したのと等価な擬似信号(F) を発生する。合成回路(48)が前記信号(E) と(F) を合成して合成信号(G) を形成し、タイマー回路(49)が合成信号(G) に同期した交流信号(H) を発生し、積分回路がこの交流信号(H) を平滑化することにより蒸発燃料濃度に相当する特徴信号(Vo)を出力する。
請求項(抜粋):
ハウジングに設けられた流入流出ポート間に形成され、蒸発燃料が供給される超音波伝搬室と、前記超音波伝搬室の一端に設けられ、前記一端から超音波を前記超音波伝搬室の所定反射面へ出射すると共に、その反射面からの反射波を検出する超音波送受信ユニットと、予め決められた所定周期(To)に同期し且つこの周期(To)より短い所定期間(τs )に、前記超音波送受信ユニットに超音波駆動用の信号(B)を供給するバースト信号発生回路と、前記超音波の発生時点を示す第1のパルスと、前記反射波の検出時点を示す第2のパルスとを有する第1の合成信号を形成する第1の合成回路と、前記第1のパルスと第2のパルスとの時間間隔を求める伝搬遅延時間記憶回路と、前記周期(To)の1/2n (但し、nは正数)であり、且つ前記超音波が発せられてから反射波が検出されるまでの超音波伝搬遅延時間(τD )よりも長い周期(Tf )に同期して、前記前記第1のパルスと第2のパルスとを複写したのと等価な擬似信号を発生する擬似信号発生回路と、前記第1の合成信号と前記擬似信号との前記各パルス間隔に基づいて前記蒸発燃料濃度に相当する特徴信号を形成する回路と、を具備することを特徴とする蒸発燃料濃度計測装置。
IPC (3件):
G01N 29/18 ,  F02M 25/08 ,  G01N 29/02

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