特許
J-GLOBAL ID:200903061425398479

倍力装置の反力機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神崎 真一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-195491
公開番号(公開出願番号):特開平10-016759
出願日: 1996年07月05日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【解決手段】 倍力装置の作動時に出力軸26に加わる反力は弁プランジャ11を介してブレーキペダルに伝達されないようになっており、ブレーキペダルには擬似反力付与手段31から擬似反力が付与される。この擬似反力付与手段はパワーピストン3又はバルブボデイ4に摺動自在に設けた反力ピストン32を備え、そのリヤ側に定圧室6の圧力が導入される第2定圧室33を、フロント側に変圧室7の圧力が導入される第2変圧室7を形成してある。【効果】 上記反力ピストンは、上記第2定圧室と第2変圧室との圧力差によりリヤ側に付勢されてその作用力を擬似反力として運転者に付与するので、軽い踏力で急作動時に必要な大きな出力を得ることができる。
請求項(抜粋):
シェル内に摺動自在に設けたバルブボデイと、このバルブボデイに設けたパワーピストンと、このパワーピストンの前後に形成した定圧室と変圧室と、上記バルブボデイ内に設けた弁機構と、操作杆に連動され、上記弁機構を構成する弁プランジャを進退動させて弁機構の流路を切換える入力軸と、上記バルブボデイの前進によって前進される出力軸とを備えた倍力装置において、この倍力装置の作動時に上記出力軸に加わる反力が上記弁プランジャに伝達されないようにするとともに、上記操作杆の移動量に応じた擬似反力を該操作杆に付与する擬似反力付与手段を設け、この擬似反力付与手段は、上記パワーピストン又はバルブボデイに摺動自在に設けられ、リヤ側に定圧室の圧力が導入される第2定圧室と、フロント側に変圧室の圧力が導入される第2変圧室とを区画する反力ピストンを備え、この反力ピストンは、上記第2定圧室と第2変圧室との圧力差によりリヤ側に付勢されてその作用力を擬似反力として弁プランジャに伝達することを特徴とする倍力装置の反力機構。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特公昭49-009538
審査官引用 (1件)
  • 特公昭49-009538

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